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欧州リポート

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★ドイツ・ブンデスリーガ男子1部 1.20

〈フルダ・マーバーツェル 3−1 ボルシア・デュッセルドルフ〉

○王熹 10、−6、3、12 ズース
 R.スヴェンソン −9、7、10、−9、−3 バウム○
○フランチスカ 5、−8、6、5 ワルサー
○王熹 7、2、9 バウム
(観客:850人)

〈リープヘル・オクセンハウゼン 3−0 ヴェルダー・ブレーメン〉
○スカチコフ 8、6、−8、12 荘智淵
○柳承敏 3、7、12 クリサン
○アポローニャ 10、−10、3、−7、8 チオティ
(観客:690人)

〈ズブリュッケ・グレンツァオ 3−0 プリューダーハウゼン〉
○Z.フェイヤー-コナート −6、6、−6、9、10 カラカセビッチ
○ガチーナ 9、6、−6、7 ボージック
○フィルス −9、7、5、5 バッギャリー
(観客:130人)

 1月20日、ドイツ・ブンデスリーガ男子1部の3試合が行われ、エースのボル(ドイツ)が欠場したデュッセルドルフがフルダ・マーバーツェルに敗れ、今季2敗目を喫した。
 この試合でズースとバウムというドイツ男子チームのメンバーに連勝したのがカットの王熹(ワン・シ)。ここ数年、ブンデスリーガでボル以外の選手にはほとんど無敗を保っている中国選手だ。カットマンでありながら、カットは展開が劣勢になった時にバックカットでしのぐくらい。並の選手だったら、ほとんどカットをしてもらえずに負けてしまうだろう。フォアカットははっきり言ってヘタだが、サービスからの3球目攻撃とループドライブに対するカウンタードライブで、見る見るうちに得点を重ねていく。

 オクセンハウゼンとブレーメンの一戦は、かつてオクセンハウゼンのエースとして名を馳せた荘智淵が古巣と対戦。1月12日のデュッセルドルフ戦でボルをストレートで破るなど、好調をキープしていた荘智淵だが、スカチコフに競り負け、チームも0−3で完敗した。

 現在、ブンデスリーガ男子1部の首位は7勝2敗のデュッセルドルフ。2位に6勝3敗のオクセンハウゼン、3位にブレーメン(5勝5敗)が続き、日本の松平健太・丹羽孝希が所属するフリッケンハウゼンが4勝4敗で4位につけている。この4位までがプレーオフ圏内だが、中位から下位のチームの成績は拮抗(きっこう)している。次戦は10月2日に4試合が開催される。