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欧州リポート

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ヨーロッパチャンピオンズリーグの準決勝第1戦が3月9日に行われ、水谷隼が所属するUMMCがオレンブルグ戦を白星で飾った。
水谷は1・4番に登場し、トップでオフチャロフ(ドイツ)、4番ではサムソノフ(ベラルーシ)に完勝するなど、エースとして十分な活躍を見せた。

特に水谷のバックハンドの向上は目を見張る。最近苦手としていたオフチャロフに対し、チキータを狙い打つなど前陣でのスピードで上回った。
世界選手権ドルトムント大会ではオフチャロフのボールの威力に押されっぱなしだったが、今の水谷なら両ハンドで十分に勝負できている。
また、オフチャロフの豪打にしっかりとブロックでコースを突くなど、ラリーに余裕ができている。世界戦へ向けて仕上がりは順調のようだ。

試合は、5番でシバエフがオフチャロフに勝利し、会場はお祭り騒ぎ。4時間に及ぶ大激戦に終止符を打った。


〈UMMC 3−2 オレンブルグ〉
○水谷 −9、9、9、7 オフチャロフ
シバエフ −5、−9、2、−9   サムソノフ○
モンテイロ 13、−6、−7、−4 スミルノフ○
○水谷 7、7、11 サムソノフ
○シバエフ 2、4、−8、−7、9 オフチャロフ
  • さらに穴がなくなってきた水谷(写真はトップ12)

  • シバエフが大仕事(写真は12年ドルトムント大会)