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欧州リポート

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10/14 [ヴュルツブルグ 6-1 ユーリッヒ]
10/15 [ゲナン 6-4 デュッセルドルフ]
※左側のチームがホーム


 10月14日に行われたヴュルツブルグ対ユーリッヒの試合は今季ブンデスリーガの20戦目。ここまで各チーム4戦程度をこなしており、成績にも徐々に差がついてきた。ホームのヴュルツブルグはここまで1勝1敗2分、アウェイのユーリッヒは1勝1敗1分と、ほぼ同じ成績。しかし、試合はヴュルツブルグが6-1と完勝。シングルスでは譚瑞午対高木和、凌偉超対ロスコフ、カイナット対フレイタスの3試合がゲームオールとなったが、その接戦を全てヴュルツブルグ勢が制したことが大きかった。高木和はロスコフとのダブルスでも敗れており、この日は未勝利に終わった。

 現在3連勝中のデュッセルドルフは10月15日、2敗1分とまだ勝ち星のないゲナンと戦った。ボルが出場しなかったデュッセルドルフは、1番コルベル/水谷組がゲームオール12本で落とすも、2番オフチャロフ/ズース組が勝利し、ダブルス終了時で1-1とまずまずの立ち上がり。
 3番でオフチャロフが王シにゲームオールで敗れたが、ズース、水谷、コルベルで3連勝し、デュッセルドルフは4-2でゲナンを突き放した。このまま勝利するかと思われたが、なんとここから3連敗。ゲームオールの接戦をものにできずに、4-5とゲナンに逆転された。勝利がなくなったデュッセルドルフのラストは水谷隼(青森山田高)。なんとか引き分けに持ち込みたかったが、ゲナンの勢いは止まらず。03年ヨーロッパユース選手権(カデット)優勝のフィルス(ドイツ)に敗れ、デュッセルドルフは手痛い1敗を喫した。

写真上:ラストで水谷を破ったカットマンのフィルス(06世界ジュニア時)。06年世界ジュニア男子団体準決勝では1番で出場したが高木和卓に敗れている
写真下:同じくフィルス(06世界ジュニア時)。ゾルヤ(手前)と組んだ混合ダブルスで3位入賞を果たした



☆日本人選手の成績☆

●高木和卓(ユーリッヒ/7位)
10/14 対ヴュルツブルグ
 高木和/ロスコフ 6、8、3 凌偉超/カイナット○
 高木和 8、-5、-7、5、-7 譚瑞午○

通算成績
シングルス:3勝3敗
ダブルス:1勝3敗

●水谷隼(デュッセルドルフ/2位)
10/15 対ゲナン
 コルベル/水谷 8、8、-11、-4、-12 ガブラス/メンゲル○
○水谷 -8、9、-8、3、11 メンゲル
 水谷 -11、6、-5、-9 フィルス○

通算成績
シングルス:2勝2敗
ダブルス:2勝1敗


現在の順位(10/15終了時点)
1位:フリッケンハオゼン(3勝1分)
2位:デュッセルドルフ(3勝1敗)
3位:グレンツァオ(3勝1敗)
4位:オクセンハオゼン(2勝2分)
5位:ヴュルツブルグ(2勝1敗2分)
6位:ゲナン(1勝2敗1分)
7位:ユーリッヒ(1勝2敗1分)
8位:フルダ・マーバーツェル(1勝3敗)
9位:ブレーメン(1勝4敗)
10位:プリューダーハオゼン(1分3敗)