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欧州リポート

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ヨーロッパチャンピオンズリーグの準決勝第2戦が4月11日に行われ、水谷隼が所属するUMMCがオレンブルグとの最終戦に敗れ、準決勝敗退となった。
水谷は2・4番に登場。第1戦ではオフチャロフ(ドイツ)とサムソノフ(ベラルーシ)に完勝していた水谷だが、この日はふたりに2失点を喫してしまう。

2番のサムソノフ戦では第1ゲームが勝負の分かれ目だった。サムソノフに8-10とリードを許していた水谷だったが、連続得点で10-10に追いつくも、そのチャンスを活かせずゲームを落とす。これで調子が狂ってしまったのか、2ゲーム目は5点で落とし、第3ゲームでも8-7からサムソノフに4連続ポイントを許してしまった。
そして4番のオフチャロフ戦は、1ゲームを取るに留まり、ドイツオープンに続き2連敗。
サムソノフにストレート負け、そしてオフチャロフに連敗となった日本のエース。世界卓球の直前に調子が気にかかる。


〈オレンブルグ 3−2 UMMC〉
オフチャロフ -8、-10、-9 シバエフ○
○サムソノフ 10、5、8 水谷
スミルノフ -6、6、11、-8、-7  譚瑞午○
○オフチャロフ 6、10、-8、8 水谷
○サムソノフ 6、-8、11、1 シバエフ

準決勝の2戦はお互いに1勝1敗同士だったが、獲得ゲーム数で決勝進出が決まる。オレンブルグは20ゲーム、UMMCは19ゲーム。その差はわずか1ゲームだった。