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欧州リポート

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 ドイツでは、リーグ戦で行われるブンデスリーガに加えて、トーナメント戦である「ドイツ杯選手権」も行われている。クラス別で争うブンデスリーガとは違い、ドイツ杯選手権は1部と2部のチームが同じトーナメントを戦うオープントーナメント。いわば、サッカーの「天皇杯全日本サッカー選手権大会」のような大会だ。とは言っても、1部チームはシードされており、まずは2部のチームが北部・南部にそれぞれ2ブロックに分かれて予選トーナメントを戦い、各ブロックの優勝チームが本選に進出。そして、本選からは1部チームが登場する。試合方式はECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)などと同じく、1チーム3人で5シングルスを戦う。

 2回戦までの結果は以下の通り。予選トーナメントを勝ち抜いてきた2部チームだったが、4チーム全てが1回戦で姿を消した。やはり1部の壁は厚いようだ。日本人選手が所属しているチームでは、高木和卓(東京アート)所属のユーリッヒ、岸川聖也(スヴェンソン)所属のブレーメンがともに準々決勝進出を決めている。また、準々決勝からは水谷隼(青森山田高)所属のデュッセルドルフも登場する。

●北部グループ1 決勝
8/25 [ベルリン 1-3 ジーク]
●北部グループ2 決勝
8/26 [ゲルマニア・ホルトハウゼン 0-3 シュヴァルベ・ベルグノイシュタッド]
●南部グループ1 決勝
8/25 [テーゲルンハイム 3-0 ヒルポルトシュタイン]
●南部グループ2 決勝
8/25 [シュタインハイム 2-3 ザールブリュッケン]

●本選1回戦
9/16 [フルダ・マーバーツェル 3-1 ジーク]
9/27 [ザールブリュッケン 1-3 ブレーメン]
9/12 [シュヴァルベ・ベルグノイシュタッド 0-3 ユーリッヒ]
9/26 [シュタインハイム 2-3 プリューダーハオゼン]
●2回戦
10/23 [フルダ・マーバーツェル 2-3 ユーリッヒ]
10/9 [ブレーメン 3-0 プリューダーハオゼン]
※左側のチームがホーム

写真:ブンデスリーガだけでなく、ドイツ杯選手権も戦う日本人3選手。上から水谷、岸川、高木和