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欧州リポート

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 ECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)決勝がいよいよスタート。ホーム&アウェイの2試合制で行われ、第1試合はドイツ・デュッセルドルフで開催された。試合の結果は下記のとおり。

【2014-2015 ECL決勝第1戦】
デュッセルドルフ 3-1 オレンブルク
○ボル 3、7、12 サムソノフ
 フランチスカ -2、6、-8、-7 オフチャロフ○
○ギオニス 3、5、-8、4 スミルノフ
○ボル -7、7、-8、7、10 オフチャロフ

 トップはボル対サムソノフのベテラン対決。積極的な攻めを見せるボルに対し、サムソノフも堅いブロックから反撃に出るも、最後までアグレッシブに攻めたボルがストレートで勝利し、先取点をあげる。2番はフランチスカ対オフチャロフのドイツ代表対決。世界ランク6位のオフチャロフに、先日の世界選手権でベスト8入りを果たしたフランチスカが、どう挑むか注目の一戦となった。1ゲームずつを取り合って迎えた3ゲーム目をオフチャロフが逆転で奪うと、3-1で勝利。両チームのエースがそれぞれポイントをあげて、前半は1-1となった。3番はギオニスが攻撃を交えながらスミルノフを翻弄。デュッセルドルフが王手をかけた。4番はボルとオフチャロフ、ドイツが誇る2枚看板の対決。序盤から激しい打ち合いが続き、1本1本のラリーの質が高い、ハイレベルなゲームとなた。最後はボルが先輩の意地を見せ、最終ゲーム9-10から逆転で勝利し、勝負あり。ホームで、デュッセルドルフが大きな勝ち星をあげた。決勝第2戦は5月29日、オレンブルクのホームで行われる。(浅野)
  • エースの仕事を完璧にこなしたボル(写真は15年世界選手権)

  • オフチャロフは古巣相手に健闘したが、あと一本が取れず(写真は15年世界選手権)