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欧州リポート

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 昨日9月8日にフランスリーグ・プロAが開幕。昨シーズンは松平賢二(協和発酵キリン)が参戦したこのリーグに、今シーズンは丹羽孝希(明治大)、小野思保が参戦している。2人のフランスリーグデビュー戦の結果は下記のとおり

【フランスリーグ・プロA 2015–2016第1節】
〈エンヌボン 3–3 ブローニュ〉
○プロコプツォフ -11、5、8、5 ドリンコール
 丹羽 -9、-8、7、-10 ルベッソン○
○クレアンガ 8、6、-6、-9、6 ツァイ・チャオ
○丹羽 8、8、11 ドリンコール
 プロコプツォフ 6、9、-5、-5、-4 ツァイ・チャオ○
 クレアンガ -3、-10、-3 ルベッソン○
☆丹羽孝希通算成績:シングルス1勝1敗

〈ALCL 4–1 カンペール〉
○小野 5、4、8 グーリン
○ティアン・ユエン -7、7、-7、8、14 エーラント
○ドボラク 7、6、-9、8 アンドリン
 小野 -6、7、-6、-5 エーラント○
○ドボラク 4、3、-9、4 グーリン
☆小野思保通算成績:シングルス1勝1敗


 8月末にエンヌボンと契約し、プロAのウェブサイトでも大々的に契約が報じられるなど注目を集めた丹羽は、今季から1部に昇格したブローニュと対戦。デビュー戦はフランスのパワフル左腕・ルベッソンに敗れるも、2戦目で初勝利を上げた。所属するエンヌボンにはクレアンガ(ギリシャ)、プロコプツォフ(チェコ)の2人に、出場試合は限られているが、陳建安(チャイニーズタイペイ)と趙彦来(韓国)が所属している。昨シーズンは2位に終わったが、丹羽の加入でシーズン優勝を狙う。
 昨シーズンはチェコリーグでシングルス38勝2敗と圧倒的な勝率を残した小野は今季からフランスリーグへと移籍。所属するALCLではエースとしての活躍が期待されている。トップでフランスのグーリンに勝利した小野だが、4番ではエーラント(オランダ)に敗れ、1勝1敗のシーズンスタート。チームはドボラク(スペイン)の2得点で開幕白星スタートとなった。
 
 世界のトップ選手が集う欧州リーグといえばドイツ・ブンデスリーガだが、フランスリーグもなかなかの強豪揃い。丹羽同様、今季からフランスリーグに移籍してきた選手を見てみると、モンテイロ(ポルトガル)、アルナ(ナイジェリア)、バウム(ドイツ)、クリサン(ルーマニア)、譚瑞午(クロアチア)らがいる。昨シーズンのチャンピオン、ポントワーズはフレイタス(ポルトガル)、王建軍(中国)、K.カールソン(スウェーデン)と昨季と同じラインナップだが、各チーム新戦力を迎え、フランスリーグの王座を目指している。

 フランスリーグ・プロA第2節は丹羽が9月11日、小野は9月13日となっている。
  • 開幕戦はドローでスタートの丹羽(写真は2015年インカレ)