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欧州リポート

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 ヨーロッパチャンピオンズリーグ男女決勝第2戦が行われ、男子はポントワーズ(フランス)、女子はベルリン・イーストサイド(ドイツ)が優勝。ポントワーズ、ベルリン・イーストサイドともに2年ぶりのECL制覇となった。

【2015/2016ECL男子決勝第2戦】
<ポントワーズ(フランス) 3−1 エースローブ(スウェーデン)>
○フロール 8、9、7 エーベルホー
○フレイタス -6、11、8、13 徐輝
 K.カールソン 4、-5、-7、-9 スベンソン○
○フロール 6、11、-6、7 徐輝
★2戦合計の結果、1勝1敗、得失点4対4で並んだが、ポントワーズが得失ゲーム差で1上回り優勝

【2015/2016ECL女子決勝第2戦】
<ベルリン・イーストサイド(ドイツ) 3-0 タルノブジェク(ポーランド)>
○シャン・シャオナ 11、5、12 パルティカ
○ゾルヤ 5、7、13 リー・チェン
○ポータ -7、4、キケン ハン・イン
★2戦合計の結果、2勝0敗でベルリン・イーストサイドが優勝
※3番はベルリン・イーストサイドの優勝が決定したため途中棄権


 男子は第1戦で敗れ、追いつめられたポントワーズが逆転で優勝。フロールが第1戦で2点を奪われた徐輝、王建軍を下す金星を上げたエーベルホーに勝利し、チームの窮地を救う活躍を見せた。第1戦は1-3で敗れており、1勝1敗、得失点も4-4で並んだが、最後は得失ゲーム差1でエースローブを上回り、2年ぶりのタイトル獲得となった。フロールは準決勝のオレンブルク(ロシア)戦でもスミルノフに競り勝ち決勝進出を決めるなど、大車輪の活躍でチームを優勝に導いた。
 惜しくも敗れたエースローブはグループリーグ、決勝トーナメント合わせて4回敗れており、ストレート勝ちも1試合のみ、世界ランキング50位以内の選手もゼロの中、ギリギリの接戦を勝ち上がってきたが、最後は及ばず。奇跡の優勝は夢と消えた。

 女子は第1戦を3-2で勝利したベルリン・イーストサイドがタルノブジェクをストレートで下し優勝を決めた。グループリーグから決勝まで、1試合も落とすことなく完全優勝を果たした。今シーズンはすでにブンデスリーガ、ドイツカップを制しており、ECL優勝で3冠を達成。チームとして獲得し得るタイトルすべてを手に入れる最高のシーズンとなった。