ドイツ・ブンデスリーガのプレーオフ決勝が先週土曜日に開催され、ボルシア・デュッセルドルフがフルダ・マーバーツェルをストレートで下して4連覇を達成した。同日にはポーランド・スーパーリーグのプレーオフ決勝も開催され、吉田海偉(東京アート)が出場。試合の結果は下記のとおり。
【2016/2017 ドイツ・ブンデスリーガ プレーオフ決勝】
〈ボルシア・デュッセルドルフ 3-0 フルダ・マーバーツェル〉
○ボル -9、9、10、3 グルーツ
○K.カールソン 5、7、5 王熹
○シェルベリ 6、-7、5、9 フィルス
【2016/2017 ポーランド・スーパーリーグ プレーオフ決勝】
〈ボゴリア 3-0 グルジョンツ〉
○ガオ・ニン -6、-8、3、9、4 ワン・ヤン
○ギオニス -4、10、9、7 吉田
○ゴラク 3、キケン ザトウカ
ブンデスリーガは、カット2枚を擁するフルダ・マーバーツェルを破ったボルシア・デュッセルフドルフが4年連続のV。トップでボル(ドイツ)がグルーツ(デンマーク)を下すと、2番でK.カールソン、3番でシェルベリと、今シーズンより加入したスウェーデンプレーヤー2人がカットを打ち抜きストレートで勝利を収めた。今季のボルシア・デュッセルドルフは昨季からメンバーが大幅に変更。大黒柱のボルはもちろんだが、新加入のK.カールソン、シェルベリ、フェガール(オーストリア)が起用された試合でしっかりと結果を出し、リーグを1位通過、そしてプレーオフを制した。
ポーランド・スーパーリーグでは吉田所属のグルジョンツをストレートで破ったボゴリアが優勝。吉田加入以降、2年連続でポーランドリーグを制していたグルジョンツは3連覇ならず。トップでワン・ヤン(スロバキア)が競り負け、2番で吉田もギオニス(ギリシャ)に敗れて万事休す。前期日本リーグを欠場して決勝に臨んだ吉田だったが、チームを優勝に導けなかった。ギオニスは今シーズン、ボルシア・デュッセルドルフからボゴリアに移籍。国をまたいで2年連続チームを優勝に導く活躍を見せた。
写真提供:マンフレッド・シリング