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欧州リポート

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 数日前、ヨーロッパ卓球連合がホームページとフェイスブックで新型コロナウイルス影響下での選手の過ごし方を紹介している記事をお伝えしたが、その後も続々と選手の近況がアップされている。

 今シーズンはTリーグでプレーしたピッチフォード(イングランド)は自宅のあるノッティンガムに滞在中。「賢く時間を費やして、心身の健康を可能な限り保つ」ように過ごしている。現在は1日1回、屋外での運動が許可されているとのことで、森の中を走ったり、自宅にあるトレーニング器材で運動を行っているという。また、ETTUからの「新しい趣味は見つけましたか?」という質問には、ヨガを始めたとコメントしている。ピッチフォードのイングランド代表の同僚、ウォーカーは父親が地元クラブの体育館を管理しているそうで、タイミングが良ければ、コーチと特別に練習をすることが可能だという。ただ、フルタイムでの練習はできず、ウォーキングや自宅でのエクササイズで体調維持を行っているとのこと。
 ポルトガルのエース、フレイタスは3月11~15日に行われたITTFチャレンジプラス・オマーンオープンに出場するなど、各国の空港を経由し帰国したため、ポルトガルに到着後、検疫を受け、2週間の隔離生活を余儀なくされた。マデイラの自宅で暮らしているものの、感染の危険性を考慮して両親とは対面していないという。家から出られない状況でも、早寝早起き、よく食べて、室内でできる運動を行うなどして過ごしている。
 欧州女子世界ランキング最上位のポルカノバ(オーストリア)は散歩や買い物のために外出することもあるが、人と一定の距離を保つこと、混雑する場所は避けるように生活している。もちろん、フィットネスコーチから与えられたプログラムに沿ってのトレーニングにも励む。また、ピッチフォードと同様に、ヨガにも毎日取り組んでいるそうだ。また、ハンガリーのマダラシュは毎日のエクササイズのほか、ボードゲームとカードゲームを購入し、毎日のプログラムに取り入れている。これも試合での戦術を磨くひとつのトレーニング?

 そして今回も各選手のオススメ映画&ドラマ、書籍をピックアップ。ピッチフォードは前回紹介したシドレンコ(ロシア)と同じくファンタジー小説をドラマ化した「ゲーム・オブ・スローンズ」がお気に入り。ウォーカーはギャンググループを題材にしたドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」のほか、クエンティン・タランティーノ監督の「パルプ・フィクション」、希望の美しさを描いた「ショーシャンクの空に」、マーティン・スコセッシ監督の「カジノ」と90年代の名作映画もピックアップ。フレイタスは感染症の恐怖とパニックを描いた映画「コンテイジョン」を「今の状況化で見るべき」とレコメンドにあげた。
 ポルカノバのオススメはアメリカのコメディドラマ「フレンズ」。書籍ではアメリカの人気作家兼ブロガーのマーク・マンソンの作品が好み。デヌッテ(ルクセンブルク)は理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士と元妻を描いた映画「博士と彼女のセオリー」を推薦。

 先の見えない状況が続くが、こんな時だからこそ垣間見える、選手の意外な一面を楽しんでみるのも悪くない。
  • 帰国後、検疫&隔離を余儀なくされたフレイタス