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欧州リポート

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 ドイツ・ブンデスリーガのフルダ・マーバーツェルに所属しているパーソン(スウェーデン)が来季はハンガリーのブダペストでプレーする可能性が出てきた。

 ハンガリーチャンピオンチームのブダペストだが、今季のECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)では予選グループ3位で惜しくも予選敗退。ECL制覇の夢は来季へと持ち越されることとなったが、今季主力として試合に出場したハンガリーのパジーとズウィックルの他チーム移籍が濃厚で、来季のメンバー集めに苦慮。そこで、ECLでのプレーを希望しているパーソンに白羽の矢が立った。
 ご存知、パーソンは91年世界選手権千葉大会のチャンピオン。また、4回の世界選手権団体優勝を誇り、特に00年クアラルンプール大会決勝では孔令輝と劉国梁を破り優勝の立役者となった。そんなワルドナーと並ぶスウェーデンのスターだが、今年で42歳になる大ベテランに残された現役生活はそんなに長くない。そこで彼がモチベーション維持のために選んだ新たな戦いの舞台がECLというわけだ。

 現在、ブダペストはパーソンと交渉しながら、契約金を工面するためのスポンサー探しに奔走している。パーソンにはフランスやイタリアからもオファーが来ているため、微妙なところではあるが、いずれにしても来季のパーソンはECLでプレーすることになりそうだ。