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欧州リポート

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 ヨーロッパ選手権3度の優勝を誇り、ヨーロッパの第一人者として長く活躍しているサムソノフ(ベラルーシ)が、今季限りでシャルロワ(ベルギー)を退団し、来季はカジャグラナダ(スペイン)へ移籍することを明らかにした。

 3月7日に行われた、ECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)準決勝のデュッセルドルフ戦を前にインタビューに答えたサムソノフ。「非常に満足したシーズンをおくっている」と早くも今季を振り返りながら、直前に迫ったデュッセルドルフ戦に関しては「忘れがたいものになるだろう」との意気込み。そして移籍することに関しては「いくつか理由はあるが、新たな挑戦が必要なんだ」と答えた。

 今年で32歳になるサムソノフ。97年世界選手権マンチェスター大会では準優勝するなど早くから世界で頭角を現し、以降も安定したプレーぶりで上位に食い込むものの、なかなか世界タイトルには手が届いていない。来季は“安定”した環境を捨て、攻めの姿勢で世界を狙う。