スマホ版に
戻る

欧州リポート

トップニュース欧州リポート
 1993・97年のワールドカップを制し、今年8月に行われる北京五輪には6回目の五輪出場権を得ているなど息の長い活躍を見せているプリモラッツ(クロアチア)。現在はスペインのカジャグラナダに所属しており、ECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)では予選で4勝1敗と勝ち越すなど、チームの予選突破に大きく貢献したが、ECLのインタビューで今季限りでの退団を発表した。なお、今後の移籍先は未定。

 ECL準決勝第1戦では得意としている陳衛星(オーストリア)に不覚をとった格好だが、第2戦では全盛期に“無冠の帝王”とまで称されたその右腕に期待がかかる。「来季はグラナダにはいないので、ここで多くの素晴らしい思い出を作る」と力強く語ったプリモラッツ。グラナダでの有終の美を飾るつもりだ。