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 その企画が持ち上がったのは、4月に行われた世界選手権蘇州大会(個人戦)の時だった。
 大会序盤、メイン会場のコートで繰り広げられるトップ選手たちの練習。試合でのハイレベルなラリーを支える、彼らの基礎技術の高さには驚嘆しきり。一方で、特に中国選手などは、フォアの3点フットワークなど、驚くくらいシンプルな練習をずっと繰り返している。これは一体なぜなのか。会場での練習にも、いろいろなノウハウや、選手ごとの特徴があるはずだ……。

「そういえば、普段の練習法の企画はあっても、大会当日の会場練習にスポットを当てた企画はないね」
「会場でのトップ選手の練習の連写(連続写真)を撮影して、ページにしたら意外と面白いかも?」

 会場にほど近い中華レストランでの夕食で、「会場練習企画」の話は一気に盛り上がった。撮影部隊の編集部トモとユウは、メイン会場と練習会場でせっせと練習の連写を撮り、編集部タローは6月のジャパンオープンで練習会場に潜入し(別に悪いことはしてませんが)、連写撮影に精を出した。

 監修をお願いしたのは、男子ジュニアナショナルチームの田㔟邦史監督。現在もポーランドオープンに帯同中だが、とにかく外交官も真っ青というペースで、選手とともに世界中を飛び回っている。それだけトップ選手の会場練習にも精通しているということだ。さすがジュニア選手を指導しているだけあって、わかりやすくポイントを押さえながら、「会場練習」のノウハウを語ってくれた。

 もちろん、台全面が使える国際大会の練習と、クロスでミス交替のオープン大会の練習では環境が違うので、トップ選手のノウハウに学びつつも、読者の方の会場練習にも十分に役立つ内容になっている。最新号(12月号)からスタートする「会場練習のススメ」、乞うご期待です。

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