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 最新号では卓球ラバーのパッケージについて考察してみた。
 さすがに「ジャケ買い」をする人はいないと思うけど、最近のラバーパッケージは金色、銀色のいわゆる「箔押し」や、エンボス、ホログラムなどの特殊加工を施し、どのメーカーもお金をかけるようになっている。

 とは言え、お金をかければ良いパッケージができるかと言えば、話は別だ。お金をかけている割には「残念なパッケージ」も多い。パッケージはラバーの性能に影響を与えないが、中身があまり変わらないのならカッコいいパッケージを選ぶのは消費者の常だろう。
 ヒットしたラバーパッケージをすぐに真似したがるメーカーもあるし、正直パッケージはそのメーカーの「センス」が出てしまう。

 ところがこの「センス」。いくら説明してもメーカーの「ノーセンス」な人たちは理解できない。つまりデザインに興味のない人たちだ。
 人間誰でも自分の興味のあるものにはお金を使う。ファッションに興味のないおじさんは、その分、お酒や賭け事にお金を使うことは多々ある。そういう人にいくらファッションやデザインを説いても意味はない。彼らは理解できないのだから。でも、おじさんたちはお酒の種類や歴史、競馬などは熱く語るかもしれない。

 話が横道にそれたが、なぜ卓球メーカーはパッケージにこだわるようになったのか、その理由を考察してみた。そして、パッケージを見ながら、そのメーカーのセンスの有無を卓球仲間と語ってみよう!

【卓球王国 2017年12月号(10月21日発売)/『考察 ラバーパッケージって、一体何者?』より】
http://world-tt.com/ps_book/back.php?lst=2&mcd=AZ248
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