スマホ版に
戻る

王国インフォ

トップニュース王国インフォ
 10月21日発売の卓球王国12月号では、映画『ミックス。』に主演のガッキーこと新垣結衣さんと瑛太さんのお二人が表紙を飾り、二人のインタビューを掲載する。

 人物の表紙で、実は卓球選手以外を起用するのは初めてのことだ。今をときめく二人の俳優は綺麗で、カッコよく、オーラもあった。


 卓球選手や指導者に対して30数年間、数え切れないほどインタビューを行ってきた私も、やはり緊張する。何より、こちらが質問する時も、その質問に答える時にも二人は視線をそらさずに、こちらを見ながら言葉を発する。インタビューを傍らで見ていた中川編集員は「すごい目ヂカラですね」と感心していた。



 「素人の感覚とプロの動きが全然違うんだと実感して、卓球の奥深さを体験しました」と新垣さんが言えば、「映画としてはシンプルなんだけど、観た人それぞれの心のどこかに何か付着させて、いろんな要素を伝える映画ですね。出演できて良かったと思います」と瑛太さん。
 二人に共通していたのは、「卓球の楽しさや奥深さに触れた」という感想だった。二人が卓球というスポーツをリスペクトしているのがわかり、うれしくなった。



 新垣さんは完成して、試写を観た時にこう感じたと言う。

 「スポーツだったり、ラブストーリーだったり、仲間としての熱い絆だったり、家族愛だったり、タイトルのようにすべてがミックスされている映画。どれかひとつが多いとか、少ないとかじゃなくて、全部がちょうど良くて、見終わった時に気持ち良くなれる映画になったと思って、すごくうれしかったですね」
 「経験者の方にはダメ出しもしてほしいですね。(ダメな部分を)見つけながら観てほしいですね。そういう意味でも楽しんでほしい。CGのあのボールの回転はおかしいんじゃないか、とか」と瑛太さんは優しく微笑みながら語った。

 卓球の指導を行った川口陽陽さんは「役者としてのプロ根性がすごかった」と振り返る。瑛太さんのサウスポーからのフルスイングの強打は相当、様になっている。

 奇跡のロマンチックコメディー『ミックス。』。卓球王国の発売日、10月21日に公開する。

 5月の世界選手権で日本の混合(ミックス)ダブルスが優勝する前に、製作が始まっていた。この映画がミックスダブルス優勝を引き寄せたのか? 時流に乗るだけでなく、この映画はまさに「何かを持っている」作品かもしれない。
 そして劇中に登場する水谷隼選手、石川佳純選手、伊藤美誠選手、木造勇人選手。
 卓球ファン必見の映画であることは間違いない。

(編集長・今野昇)

【卓球王国 2017年12月号(10月21日発売)/『映画『ミックス。』応援企画VOL.3Special Interview 新垣結衣×瑛太』より】
http://world-tt.com/ps_book/back.php?lst=2&mcd=AZ248
  • スタイル抜群で素肌が美しい新垣さん

  • クールな外見とは違って、気さくな印象の瑛太さん