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最新号のゴーズィの技術特集に登場するのが「ヴィアグロ」。

バックツッツキの構えから、ボールの右下をこすりつつ、ラケットを振り上げて横上回転をかける技術で、日本で言う「逆横チキータ(逆チキータ)」のこと。
ゴーズィは、この技術を得意としており、試合でもレシーブエースを連発するなど、まさに「必殺」と呼べるほどの威力を発揮している。

実は「逆横チキータ=ヴィアグロ」は、この呼び方のほうが有名かもしれない。
「ミユータ」だ。
加藤美優選手が使い、自ら名付けて、このネーミングが広く知られるようになった。しかし、なんせ個人名なので他の選手としては(彼女のライバルならなおさらのこと)少々使いづらいし、「別に私だって前から使っていたし!」という不満の声も出てきそう。そこで中立な立場をとらねばならぬ卓球王国では「ミユータ」は加藤選手が使う時のみに使用し、基本的には「逆横チキータ」と呼ぶようにしていた、という事情があったりする。

ただ「逆横チキータ」もそれほど浸透しておらず、「チキータ」のように若者ウケしそうな新しい呼び名がないかなぁ……と思っていたところに、突如フランスから上陸してきたのだ。「ヴィアグロ」が!

どうでしょう、何となく強そうな感じしませんかね?

あくまで個人的な意見ですが「ヴィアグロ」が浸透していったら面白いなぁと思っています。名前が知れ渡ると使う人が増えて、技術としても定着していくものなので、結構ネーミングは大切です。

誌面では、ゴーズィによるヴィアグロの連続写真、そして気になる名前の由来も掲載。ぜひ読んで、そして明日から「ヴィアグロ! ヴィアグロ!」と連呼しながら練習してみてください。

担当・渡辺友
  • ワールドカップでのゴーズィのヴィアグロ。キレッキレです!