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 ペン粒高攻守型としてただひとり、五輪や世界選手権の日本代表となったのが、海津富美代さん。中学の部活から卓球を始め、ペン裏ソフトから「木べら」を経て、高校時代から粒高を使い始めた。周囲に手本となる選手がいない中、創意工夫でブロックを主体とする独自のスタイルを築き上げ、国際大会での無類の強さを発揮し、2度の五輪出場を果たした。

 96年アトランタ五輪を最後にラケットを置き、既に20年以上も表舞台に現れることがなかった海津さんだが、このたび、弊誌編集長の三度にわたる説得に応じていただき、10月に写真と動画の撮影をさせていただいた。

 現在では、裏ソフトを貼ったシェークを手に、大学や地元ママさんの卓球指導をされている海津さんだが、ペン粒高を使うのは年に数回という。しかし、撮影での海津さんの技術を目の当たりにして、その凄さに驚かされた。

 ボールに合わせたフットワーク、手首を回すことを意識するという切り替え、肘の位置と前腕の使い方、様々な球質への対応、想像を超えた長短の変化。

 ペン粒高異質攻守型というスタイルは、一般愛好家レベルでは一定の層がいて、中学校の部活の指導者の中には、ペン粒育成に力を注いでいらっしゃる方も少なくない。しかし、海津さんクラスのトップレベルの技術やノウハウは、一般にはほとんど広まっていないのではないかと、改めて感じた。

 撮影前の打ち合わせから、1月号の本誌連載に向けての電話取材を含めて、海津さんには様々な技術のポイントをうかがった。現役時代、試行錯誤でひとつずつ技術を習得していき、そして引退後も指導をしているという海津さんだけに、その言葉はわかりやすく、奥深いものばかり。そのノウハウを卓球王国2020年1月号からの本誌連載、およびDVD(とvimeoによる有料動画配信)で、余すところなく紹介する予定だ。

 ペン粒高の選手はもちろん、ペン粒の奥深さを知らない人にも必読の内容です。

●海津富美代(旧姓・山下)
1967年福井県小浜市生まれ
若狭高→中京大→松下電工彦根
92・96年五輪日本代表
89・91・93年世界選手権日本代表


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