6月号で好評のうちに最終回を迎えた、卓球での体の使い方をテーマにした『脱・手打ちのスイング改造術』。それに続く「脱」シリーズの第2弾、『脱・自滅のフットワーク』が7月21日発売の卓球王国9月号から早くもスタートする。
実はこれまで、卓球王国の技術特集で意外なほど取り上げられていないテーマがフットワーク。「鬼門」というのは、少々言い過ぎか。読者の皆さんの興味も、試合ですぐ効果が出るサービスや3球目攻撃に集中し、フットワーク練習は「地味」「疲れる」「詰まらない」という印象が拭えない。
しかし、監修者の中澤鋭さんはフットワークについて、「相手のサービスに慣れることはできても、フットワークに慣れることはできない」と言い切る。中国の馬龍や許シンが見せる、相手より1本、2本多く返せるフットワーク。試合の中でその差をすぐ縮めることは不可能だ。そう聞くと、フットワーク練習にも少しはやる気が出てくる……気がする。
テーマがテーマだけに、マジメに取り上げすぎてもつまらない。今回の「脱・自滅のフットワーク」では、監修者の中澤さんが今までに見てきた、日本選手に多いフットワークの「ダメな例」を取り上げ、それを改善する特効薬を提示していく。初回はまず、押さえておきたい「フットワークの本質」からスタートだ。乞うご期待!
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