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 いよいよ世界卓球がやってくる。
 過去最大の参加協会数の団体戦、男子120、女子100。大会まで残すところ、39日となった。昨日、大会組織委員会を訪ねたが、緊迫感というか、切羽詰まった空気がよくわかった。少ないスタッフで2000人を越す選手役員が交わる大会を切り盛りしようとしている。
 さて、本日発売の5月号では表紙と中のインタビューで日本男子代表の5人を特集する。世界トップランカーを揃える、過去30年間では最強の布陣になった。
「丹羽や健太が自分が絶対取らなければいけないと思うのではなく、『自分が取らなくても水谷さんが取ってくれるだろう』という気持ちにさせたい」(水谷)
「日本は、みんなが世界ランキング上位者ばかりで、ぼくと健太さんも世界ランキングは2年前とは違う。簡単に比較はできないけど、チームは相当に強い」(丹羽)
「今の日本チームは個性があって、いろんな卓球スタイルなので面白いチームだし、強いし、誰を出しても相手が嫌がるようなチームが日本だと思う」(健太)
「日本チームはすごく良いチームになったという思いが強いです。今の日本の最強の5人が揃ったと思います」(岸川)
「出るからには、2点取るぞ、という気持ちでやらないとやっている意味もないし、選ばれた意味もない」(塩野)
 サムライたちの戦いの前の決意表明。彼らはもはや銅メダルでは満足できないのだ。

●写真は5人を代表して水谷隼選手と丹羽孝希選手