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 編集部の総力戦で組んだ「世界卓球特集号」。
 刷り上がったその号を持って、たまたまナショナルトレセンであったイベントの取材に行ってきた。それは東京都への還元イベントということで大会組織委員会の人も来ていた。刷り上がりを渡した。
 イベント後の食事で、「卓球王国に辛口で書かれたな」と言われたが、あれが辛口なら・・・昔のように辛く書いたら「超激辛」と言われるだろうか。
 
 最新号の「世界卓球の舞台裏」は相当に抑えて書いたのだ。なぜなら、実際に運営している中枢の人はほとんど知っている人たちで、あの少人数でよくぞここまでやりました、というのを知っているからだ。本当に日本人は勤勉ですごいなと感心した。

 しかし、一方で客観的な視線も向けるのがメディアという仕事だ。批判し、中傷することがメディアの仕事ではない。物事の事象は一面では計れない。ある方向からは三角に見えるものでも、別の方向から見る四角に見えることはある。内部の人にとっては「辛口」な記事に見えても、その場にいた人からすれば「甘口」に思える。
 常に多面的な視点を持ちたいと思っている。だから知り合いでも「書くことは書く」ということになる。つまりは辛いも甘いもない。多面的な視点でより『真実』に近づけるかどうかなのだ。
 
最新号(卓球王国2014年7月号)の詳細はこちら
http://world-tt.com/ps_book/newdetail.php
  • 「世界卓球の舞台裏」のページ