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 次々に飛び込んでくる各メーカーのプラスチックボール・ITTF公認取得のニュース。ラージボールのような打球音、硬くて重い、あまり回転がかからない、など断片的な情報が飛び交い、一般のユーザーからしてみれば、「実際どうなんだ、プラスチックボール?」と言いたくもなる。セルロイドボール時代からのシーム(継ぎ目)ありのボールに加え、謎めいた「シームレス(継ぎ目なし)」ボールの登場も、プラスチックボールへの妙な不信感に拍車をかける。

 何より、日本国内ではまだプラスチックボールそのものがほとんど手に入らない。実物も情報も手に入らないのだから、それにヤキモキしているコアなユーザーは少数派で、ほとんどの卓球人にとっては自分たちには関係ない話だ。

 しかし、まさか卓球王国編集部が「そのうち何とかなるでしょ」と言っているわけにはいかない。国際大会でのプラスチックボール導入(7月1日)まであと1カ月あまり。プラスチックボール徹底解剖、「ここでやらずにいつやるんだ!」ということで、本日5月26日発売の『別冊卓球グッズ2014』の第一特集は「プラ登場&試打!」。開発者の声とプラスチックボールの秘密、協和発酵キリン&サンリツというトップチームによるシームあり&シームレスボールの徹底試打、さらに昨年末からプラスチックボールを導入していた中国2軍(ジュニア)チームによる試打レビューなど、盛りだくさんの内容。これを読めば、プラスチックボールの予習は完璧です。

 毎日使うボールのことを知って「情報戦」で差をつければ、「プラスチックボール元年」は周りの人よりずっとスムーズになるはず。そのうち何とかなることですが、キッチリ知っておきましょう!

別冊卓球グッズ2014の詳細はこちら
http://world-tt.com/ps_book/extra.php?lst=2&sbct=0&dis=1&mcd=BZ079
  • ニッタクのプラスチックボール公認球とセルロイドボール

  • 謎めいたシームレス、「許紹発(シュシャオファ)」の意外な評価とは?