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 連日、東京体育館からリアルな情報を続々配信中の「REAL! TT」速報全日本。コンテンツのひとつである「用具のこだわり by ゆう」を、サンプルページでちょい出ししちゃいます。登場するのは女子ジュニアの優勝候補のひとり、インターハイ2位の橋本帆乃香選手(四天王寺高)!

 大会初日から、ペン表に左シェークの両面表ソフト、王道のシェークドライブと、多彩な戦型をピックアップしている用具担当・ゆう。この情報は濃いですよ〜。選手の皆さん、コートサイドにいやらしい目つきの男がひとりいますが、気にしないでくださいね。

★「REAL! TT」速報全日本ページ(有料/税込360円)
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【用具のこだわり】華麗なカット&攻撃・橋本帆乃香

ジュニア3回戦が始まり、シード選手が登場している。
その中で、天才的なボールタッチと言われる四天王寺高の橋本選手は、その用具選びもまた面白い。

ラケットは剛力スーパーカット(FL)
フォアラバーはキョウヒョウ3ブルースポンジ
バックラバーはフェイントロング3(極薄)

国内正規流通品ではないキョウヒョウ3ブルースポンジについては割愛させていただく。ミキハウスがメーカーから購入しているもので、一般の人では手に入りづらいからだ。

ラケットの剛力スーパーカットは言わずと知れたヘビー級の重量のラケットだ。平均重量105g。通常ならばとても振れないだろう。

「それまで剛力を使っていたんですが、昨年のインターハイの前日に剛力スーパーカットに変えました。まだ製品化される前で、前日の練習で打ってみてと言われて、使ったらボールが剛力よりも深く入った。私よりも周りが『そっちのほうが良い』と言ってくれたので、インターハイ前日だったけど変えました。
 その前は朱世爀を使っていたけど、もっと重いラケットを使いたかった。朱世爀はカットが飛んでしまって、なおかつ少しボールが軽い。そしてラバーを貼った時、全体重量も軽かった。剛力スーパーカットにして、重量が重くなり、ガッチリしました。ボールの飛び方はかなり変わってしまいましたが、球持ちが上がったのでコントロールは良くなりました。打球音も良いです。

 バックは他の粒高を使っていましたが、ツッツキの変化がほしくてフェイントロング3にしています。カットだけではなく、前陣でのツッツキも変化をつけたい。ツッツキに変化がないと強打されてしまう。ツッツキを打たれるということは、自分が前陣にいる時です。それをしのぐのは難しいんです」

華麗なカットプレーを構築する明晰な頭脳。
これから日本を代表するカットマンになるかもしれない彼女の用具は
高い技術をしっかりと受け止める高度な組み合わせだ