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 韓国オープンがもうすぐ始まるが、日本男子はシード権争いで熾烈な戦いを繰り広げている。第3,4シードを巡って韓国、ポルトガル、香港と激しい争いを続ける日本。もし第3・4シードならば準決勝までは中国と対戦しないドロー(抽選)になるが、もし第4シード以下になると、中国と準々決勝で対戦する可能性も出てくる。3月の世界選手権で団体銀メダルを獲得している日本とはいえ、リオ五輪は相当に厳しい戦いになる。

 また、シングルスでメダル獲得の期待がかかるのは水谷隼。彼も荘智淵(チャイニーズタイペイ)との熾烈なシード権争いを行っている。現在、馬龍・張継科の中国勢が第1・2シードで、第3がオフチャロフ(ドイツ)。水谷と荘智淵が第4シードを争っているが、非常に僅差なのだ。
 水谷は1カ月間でクロアチア、スロベニア、オーストラリア、ジャパンとワールドツアーを転戦し、2勝をあげ、荘智淵をわずかにリードしている。ロシアリーグのプレーオフがあるために韓国オープンは出場しないが、悲願の五輪のメダル獲得に向けて、最後の最後まで気が抜けない状態だ。
「オリンピックのメダルは、卓球を始めた時からの夢ですから、22年分の思いが詰まっています」とインタビューで語った水谷。

 最新号では、五輪男子代表3人のリオへの決意が読み取れる。卓球ファンはともに彼らと戦おう。