●平成27年度全日本選手権速報

【速報】張一博、吉村を破り5年ぶりの決勝進出

2016/01/17

● 男子シングルス準決勝
張一博(東京アート)9、6、-9、8、4 吉村真晴(愛知工業大)

・右肩を痛め、試合参戦を控え、リハビリに努め、ぶっつけ本番で全日本を迎えた吉村は準決勝で張と対戦。出足から張のペースとなった。張は凡ミスがなく、フォアの強打が決まっている。11−9、11−6とゲームを連取。
 3ゲーム目6−6から吉村は11−8と取り返した。あまり吉村のサービスが効いていなかったが、最後は10−8で吉村がサービスエースを取った。
 4ゲーム目、10−6と張がゲームポイントを取ったが、10−8で張がタイムアウト。次のポイントをしっかり取り、11−8で張が3−1とゲームをリードした。
5ゲーム目、張の勢いは止まらない。11−4で張が2度目の決勝進出を果たした。
  • 今日もカウンターが冴えた張

  • 威力はあったが、ミスも多かった吉村

  • 5年ぶりの決勝進出!

  • 乗れなかった真晴。リオ五輪に向けて調子を上げていきたい

【動画】動画を2本アップ!

2016/01/17

・女子シングルス準決勝、平野vs伊藤、第4ゲーム9-3から
・女子シングルス準決勝、石川vs加藤、第4ゲーム後半

以上2動画を「リアル全日本ムービー」ページに公開しました。

【速報】笠原「水谷のプレーが前回と違った。チキータに苦しんだ」

2016/01/17

 昨年、水谷を敗戦に淵に追い込んだ笠原はストレートで敗れた。試合後のコメント。

「去年、3−1から3−4という接戦をしていたが、今回は予想以上に相手の戦い方が違っていた。そこに最後まで対応できなかった。特にチキータに苦しんだ。彼のチキータは下回転とか横回転、微妙な上回転があるチキータで、対応できなかった。また自分もチキータをしたくても相手は縦回転サービスが多くてできなかった。ラリーに持っていけば五分だと思うけど、ラリーに持って行かせてもらえなかった。
 1ゲーム目、彼も緊張しているようだったのでチャンスはあったけど、途中からチキータをやられて悩まされた」

 ベンチから引き上げる水谷の邱健新コーチは「隼のバックが良かったね。それにサービスね。笠原にチキータをさせないサービスが大事」とコメントを残した。

【速報】水谷隼、笠原を一蹴。10年連続の決勝進出!

2016/01/17

● 男子シングルス準決勝
水谷隼(beacon.LAB)8、4 、12、8 笠原弘光(協和発酵キリン)

・1ゲーム目、水谷は9−5、10−8、結局11-8と水谷が先取。中陣までを死守し、ロビングになる展開はない水谷。笠原に得意のフォアハンドを打たせたくない水谷。
 2ゲーム目、6-2、9−4と水谷がリードし、11ー4で水谷が連取。ここまでは水谷は盤石だ。昨年の轍を踏まない積極性がある。
 3ゲーム目、7−6と笠原リードするが10−7と水谷が逆転、ジュースに持ち込まれて、13−12で水谷がタイムアウト。ここが勝負どころだろう。そして14-12で水谷が3−0とゲームをリードし、10年連続決勝進出に王手をかけた。
 4ゲーム目、4−1、7−3と水谷がリード。そして11−8。積極的なバックハンド、チキータ、中陣からのカウンター、水谷の積極性が光った試合だった。10年連続決勝進出を決めた。王者の強さを見せつけた。
  • 下回転が入ったチキータは何本もブロックミスを誘った

  • 大きなラリーで見せ場を作った笠原

【速報】伊藤「ミウちゃんは今までで一番強かった」

2016/01/17

敗戦後の伊藤美誠のコメント
「今日の私は悪くはなかったけど、ミウちゃんが強かった。まるで中国選手とやっているみたいだった。最初から積極的に攻めてきた。ミウちゃんに負けたからと言うよりも、準決勝で負けたことの悔しさが大きい。今までミウちゃんとは何回もやってきたけど、今までで一番強かった」

松崎コーチコメント
「向こうのコーチが変わったのもあると思うけど、以前より攻撃的なスタイルになっていて、美誠が対応できなかった。相手の得意なフォアクロスにまわしてしまうパターンが多かった。最後の方はバック対バックで得点できていたので、もっと早い段階からそのパターンに持って行ければ良かった」

【速報】平野美宇、ミウミマ対決を制し決勝へ進出

2016/01/17

● 女子シングルス準決勝
平野美宇(JOCエリートアカデミー)12、6、6、5 伊藤美誠(スターツSC)

・注目のカード。史上初の15歳同士の準決勝対決。世界ランキング12位の伊藤と同18位の平野。
 1ゲーム目、前半リードを奪った平野だが、後半は伊藤が離す。先にゲームポイントを奪ったのは伊藤だったが、ジュースになってからの平野の攻めが決まり、平野が先取。
 2ゲーム目、2−3で伊藤のベンチの松崎コーチが早めのタイムアウト。このゲームを落としたら流れが平野へ、と思ったのか。
 しかし流れは平野のままだった。次々にフォアのドライブも決まり、平野は一気に離した。3ゲーム目は5−5から平野が8−5とリードし、そのまま11−6で平野が取り、決勝進出に王手をかけた。
 平野は伊藤のバックをうまく突いているし、伊藤のバックはミスが多い。なかなか自分のペースに持ち込めない伊藤。最後は平野のバックドライブを伊藤がフォアブロックミスで、平野の決勝進出を決めた。
  • フォアのカウンターが冴えた平野

  • 伊藤はうまく試合を運べず、まさかのストレート負け

  • 決勝進出。史上最年少優勝なるか!?

  • 打球点の早さ、読みの鋭さで平野がラリーを制した

【速報】石川佳純、加藤杏華を破り3連覇へ王手

2016/01/17

● 女子シングルス準決勝
石川佳純(全農)6、9、1、3 加藤杏華(十六銀行)

・石川1ゲームを先取し、2ゲーム目6−1と石川がリードし、そこから加藤は前陣での激しい攻めを見せ6−6に追いつく。そこから9−6と離す石川。9−9に加藤が再び追いつくが、最後は石川の思い切りのよい攻撃が加藤のフォアとミドルを襲った。2ゲーム目の競り合いをものにした石川は3、4ゲーム目を一気に取っていく。3ゲーム目は0ー1からなんと11点連取。4ゲーム目も4ー1、7ー1と突き放した。
加藤は2ゲーム目、自分らしい速攻を見せたが、石川の対応力の高さ、レベルの高さを示した。石川は6年連続の決勝進出を決めた。

2年前の準々決勝に続き、石川にストレートで敗れた加藤は「石川さんにフォアを狙われて、バックハンドで攻める展開を作れなかった。中盤からは少し下がって回転をかけたボールとか、ミドル攻めとか変化をつけられて、自分の間合いでプレーできなくなった」とコメント。福原愛らを破っての準決勝進出に「自分の卓球に少し自信が持てました」と言いながら、完敗のショックは隠せなかった。サービス・レシーブとフォアハンドの強化が今後の課題と語った。
  • 守勢から攻勢へ。要所でフォア強打につなげた石川

  • 加藤はバックの連打で石川に迫ったが壁を崩せず

「卓球FM」、ラジオ持参者に福袋が当たるチャンス!

2016/01/17

 本日も会場内で、試合を解説してくれるFM放送が行われる。会場でラジオの貸し出しも行っているが、ラジオを持参の方には福袋が当たる抽選ができる。ラジオを持参して「卓球FM」デスクに行ってみよう。白玉がでれば当たりです!
  • 女子は藤井(左)&梅村(中央)ペアが解説。面白いです!

【速報】全日本最終日! 東京体育館には長蛇の列!

2016/01/17

 1月17日、全日本選手権最終日を迎えた東京体育館。男女シングルス準決勝・決勝の計6試合だが、女子シングルス準決勝の「ミウ・ミマ対決」など話題は豊富。男子シングルスでの水谷隼の3連覇、8回目の優勝はなるか。会場の外には、朝から長蛇の列ができている。

【動画】動画を1本アップ!

2016/01/16

・男女ダブルス決勝ダイジェスト

以上1動画を「リアル全日本ムービー」ページに公開しました。