●平成27年度全日本選手権速報

これで速報全日本2016.1を終了します!

2016/01/17

以上で「速報 全日本 2016.1」を終了いたします。

この度は、有料サイトにお申し込みいただき、ありがとうございました。
楽しんでいただけましたでしょうか?
初めての試みにより、つながりにくいとか、タイプミス、校正ミスなど、いろいろな場面でご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び致します。より良いコンテンツになるよう努力していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

卓球王国誌面での全日本選手権の報道は、2月発売4月号に掲載いたします。WEBとはまた違う切り口で詳しく報道していきますので、WEB速報をご購読してくれた方もぜひご覧になってください!

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★平成27年度全日本選手権大会・メダリスト一覧



●男子シングルス

優勝:水谷隼(beacon. LAB)

準優勝:張一博(東京アート)
3位:笠原弘光(協和発酵キリン)、吉村真晴(愛知工業大)


●女子シングルス

優勝:石川佳純(全農)

準優勝:平野美宇(JOCエリートアカデミー)
3位:加藤杏華(十六銀行)、伊藤美誠(スターツSC)



●男子ダブルス

優勝:水谷隼/吉田雅己(beacon.LAB/愛知工業大)

準優勝:松生直明/鹿屋良平(リコー)

3位:大島祐哉/上村慶哉(早稲田大)、山本勝也/平野晃生(早稲田大)



●女子ダブルス

優勝:天野優/中島未早希(サンリツ)

準優勝:土井みなみ/土田美紀(中国電力)

3位: 平野早矢香/石川佳純(ミキハウス/全農)、池田好美/北岡エリ子(日立化成)



●混合ダブルス

優勝: 田添健汰/前田美優(専修大/日本生命)
準優勝:宮本幸典/高橋真梨子(中央大/同志社大)
3位:千葉悠平/平真由香(埼玉工業大/正智深谷高)、平野友樹/鈴木李茄(協和発酵キリン/専修大)



●ジュニア男子

優勝:木造勇人(愛工大名電高)

準優勝:緒方遼太郎(JOCエリートアカデミー/帝京) 

3位: 伊丹雄飛(野田学園高)、張本智和(仙台ジュニアクラブ)

●ジュニア女子

優勝:浜本由惟(JOCエリートアカデミー/大原学園)
準優勝:橋本帆乃香(四天王寺高)
3位:梅村優香(四天王寺高)、平野美宇(JOCエリートアカデミー)
  • 
男子シングルス
優勝:水谷隼

  • 女子シングルス優勝:石川佳純

  • 男子ダブルス優勝:水谷隼/吉田雅己

  • 女子ダブルス優勝:天野優/中島未早希

  • 混合ダブルス優勝: 田添健汰/前田美優

  • ジュニア男子優勝:木造勇人

  • ジュニア女子
優勝:浜本由惟

【速報】8度目の優勝、水谷「丹羽と吉村と一緒にされては困る」

2016/01/17

8度目の優勝、史上最多タイの記録だ。表彰式を終え、会見した水谷選手のコメント。

「10年前、初優勝をした時からこの記録を狙っていました。うれしいし、齋藤清さんの記録を超えたいと思っていた。まだタイ記録ですが、来年も優勝したい。できれば二桁いきたいと思っています。
 今大会は準備が良くなくて、一番うれしい優勝かもしれない。一博さんとは10回くらいやっているけど、負けたのは国際大会での1回だけ。そういう選手に全日本の決勝で負けたら一生後悔すると思うし、ここでは負けられない。

 (相手は同じリオ五輪代表の丹羽・吉村に勝ってきていますがという質問に対して)
 丹羽とか吉村とぼくを一緒にされては困る。一博さんはレシーブがうまくないので、常に自分が先手を取れた。途中、対応してきたけど、違うサービスで攻略できた。決勝は1ゲーム目を取られたがなんとかなる、なぜか自信がありましたね。

今日の決勝はすごく良いプレーで、こういう試合ができれば五輪でもメダルが獲れるかもしれない。全日本は最高の結果でリオ五輪は良い流れでいけると思う。ロンドンとは違う結果になると思う。リオ五輪でメダルを獲りたい!

(もっと強いライバルの出現がほしいんじゃないか?という質問対して)
 自分でいうのも何ですが、10年も同じ選手が決勝に上がることはダメだと思う。丹羽も(松平)健太も大島もまだまだじゃないかな。もっともっと強くなってほしい。丹羽と吉村にいろいろ話し、チームジャパンとしてリオ五輪を戦いたい」(水谷)

やはり今年も最後にコートで王様となったのは水谷隼だった。
前陣のプレーの進化、チキータの強化など、毎年目に見えて強くなっている。
「今日は進化したプレーを見せられたと思う。でもまだ思い描くプレーはこんなもんじゃない。もっともっと磨いていく」と最後にコメントした水谷。
悲願の五輪のメダル獲得に向けて、2016年は最高のスタートをきった。

【速報】3連覇の石川「成長しているうちは抜かれない」

2016/01/17

 表彰式後、優勝会見に臨んだ石川佳純。3連覇、そして4回目の全日本優勝に晴れやかな表情を見せた。

 「素直にすごくうれしいです。去年よりレベルアップして、大会全体を通してもすごく満足しています。平野(美宇)さんとは昨年のワールドツアー(ブルガリアオープン)でも対戦していて、すごく強くなっていると感じていた。でも、まだ中学生だし、ボールは軽いので、それに慣れるのに時間がかかった。ラリーでは変化をつけていくことを意識しました。

 4ゲーム目は正直少し勝ち急いでしまったので、そこは反省点。でも、5ゲーム目に4−9からでも『挽回できる』と思えたのは成長した部分だと思います。サービス・レシーブで先手を取ることができた。ドライブで攻めているのは平野さんだったかもしれないけど、先手を取っていたのは私だった。

 今大会はリオ五輪に向けて良いスタートが切りたかった。下から強い子がどんどん出てくるけど、自分が成長している限りは抜かれることはない。前を向いて、これからも進んでいきたい。リオ五輪に向けて、さらにパワーアップしていきます」(石川)

 決勝後の会見で平野美宇が「ラリーでは負けていなかったと思うので、それは自信になりました」と語っていた。記者からの質問の中で、その言葉を伝えられると「ラリーではまだ負けてないです」と言い切った。笑顔ではあったが、女王の自負を感じさせた。優勝候補が敗れていく中、際立った強さと安定感を見せた石川。長く取り組んできたチキータの強化も、成果が現れつつあり、バックドライブの安定性やミドルの処理にも進境を見せた。獲るべくして獲ったタイトルだった。

【動画】動画を4本アップ!

2016/01/17

・女子シングルス決勝、石川佳純vs平野美宇、第5ゲーム途中から
・男子シングルス決勝、水谷隼vs張一博、第5ゲーム後半
・石川佳純 優勝インタビュー
・水谷隼 優勝インタビュー

以上4動画を「リアル全日本ムービー」ページに公開しました。

【速報】張「もう少し卓球を頑張りたいと思えた準優勝」

2016/01/17

5年ぶりの決勝に進出した張一博のコメント

「相手の変化についていけなくて、レシーブがうまくできなかったのが敗因。最初はラリーにもっていこうと思ったけど、2ゲーム目からタイミングが合わなくて、ミスも多くなって、自信がなくなっていった。そのあとはやられる一方でした。
 1ゲーム目をとっても余裕はない。勝つとしたら7ゲーム戦うと思っていたから、次のゲームをどうしたらいいのか考えてました。
 もう30歳になったし、今後どうするのかを考える時期。でも準優勝ははげみになります。こどもも2人いるし、ずっと離ればなれで暮らしているし、どうしようかと思っていた。今回、たまたま2位になったので、卓球に対してもう少し頑張りたいと思えた」

【速報】水谷隼、張を破り史上最多タイの8回目のV!

2016/01/17

● 男子シングルス決勝
水谷隼(beacon.LAB)-9、4、4、7、6 張一博(東京アート)

・1ゲーム目は4-6から張がひっくり返した。水谷は9−11で落としたものの2,3ゲーム目を完璧に進める。準決勝で多用したチキータを使わず、ストップを多用してラリーを始める。11−4、11−4であっという間に逆転。
 4ゲーム目、一進一退でゲームは流れ、6−4と張がリードした場面でサービスミス、そこから一気に6−10までいく。7−10の時にベンチの邱健新コーチがタイムアウト。慎重を期す邱コーチ。そして次のポイントで張のミスを誘い11−7で水谷が3ゲームを連取し、優勝まであと1ゲーム。
 5ゲーム目、3−2と水谷リードで張がタイムアウト。張も調子は良いのだが、水谷が攻め込まれても中陣を死守して台から下がらない。ラリー戦での水谷の積極性が光る。しかし、張のプレーもすごい。素晴らしいラリーの応酬。9−5、水谷優勝に近づく。10−6でマッチポイント。最後は床に倒れ込みガッツポーズ。
 史上最多タイの8度目の優勝を飾った水谷。「10年連続決勝へ進出して、ここまで長かった。今まで一番自信がなかったし、ここまでできると思っていなかった。決勝で自分の力を発揮できたからこそ優勝できた。4年前にオリンピックの年に6連覇を阻止されたけど、これで良い流れでオリンピックに行ける」と直後のコメント。
  • 8度目の天皇杯

  • 前中陣のラリーで上回った水谷

  • 要所で積極的なチキータが効いた

  • 2度目の準優勝。久々に強い張を見せてくれた

【速報】平野「ラリーでは負けていなかったと思う」

2016/01/17

 史上最年少で決勝に進出した平野美宇のコメント。

「最初からサービスがでてしまった。フラッシュというか赤いランプが気になった。4ゲーム目、とりあえずラリーに持って行こうとしました。5ゲーム目はリードしていたけど焦ってどんどん行ってしまった。
 (準決勝の伊藤戦は)相手は強いので向かっていく卓球をしようと。1ゲーム目を取れたのが大きい。そのあと自分のペースでできた。(美誠ちゃんに)中国選手みたいに思ってもらえてうれしかった。
 コーチも変わったり、選考会も終わってからトレーニングをしてきた。新しいプレースタイルに取り組んできた。今までラリーになったらそのまま相手がミスするまでラリーを続けるスタイルだったけど、それではトップにいけない。だから自分から決めるスタイル、そしてフォアハンドを強化しています。ラリーでは石川さんにも負けていなかったと思う」

中澤鋭コーチコメント
「去年の11月から、ラリーで点を取るのではなく、自分で打って点を取っていくスタイルに移行しようと決めた。世界で勝つためのモデルチェンジ。選考会ではプレーがかみあわずに負けてしまったけど、『勝っても負けても、やるしかない』と決めてやってきた。準決勝のプレーはよくできたと思うけど、決勝は1、2ゲーム目で一気に離されてしまったのが痛かった。1ゲーム目をとれれば、ずいぶん違ったと思う」

【速報】石川佳純が優勝。3連覇、4回目のV!

2016/01/17

● 女子シングルス決勝
石川佳純(全農)7、4、8、-9、9 平野美宇(JOCエリートアカデミー)

・6年連続決勝進出の石川佳純、初の決勝進出、史上最年少優勝を狙う平野美宇。1ゲーム目、出足から攻める石川。10−3と一気に離すが平野は10−7まで盛り返すも11−7で石川。

 2ゲーム目、カメラのストロボが気になり、集中しきれないようにも思える平野。11−4で石川が連取。

 3ゲーム目、平野がリードを奪うも6−8から石川が5本連取。11−8で石川が優勝に王手をかけた。

 4ゲーム目、出足から石川が引き離しにかかる。4−1、7−4、8−4から8−6になったところで、ここでベンチの陳コーチがタイムアウト。一呼吸置いて、一気に決めろというアドバイスだろう。しかし次を平野が取り8−7、8−8とレシーブで2点取り平野が追いつく。石川ドライブで9−8、平野のドライブが決まり9−9。平野のフォアドライブが決まり10−9で平野がゲームポイントを取り、最後は石川がバックドライブをミスして11−9で平野が逆転で1ゲーム目を奪った。ゲームカウントは3−1で石川。

 5ゲーム目、スタートから平野ペースに変わる。4−1からはバックドライブで石川のフォアを打ち抜いた。6−2からは平野はフォアで打ち抜き、7−2。9−4平野のリードから9−9に石川追いつく。そして一気にたたみかけて11−9。
 石川が3年連続4度目の優勝を果たした。
  • ラリー戦を制して3連覇の石川

  • 中学生で初の決勝進出を果たした平野

  • 5ゲーム目、9-4からの逆転勝利は女王の貫禄

  • 敗れたものの成長を見せた平野

【速報】吉村「悔しい。サービス、レシーブで崩せなかった」

2016/01/17

 張はこれで丹羽、吉村と五輪代表を二人破った。2年連続ランク落ちした張は5年ぶりの決勝進出。初優勝を賭けて水谷と戦う。

 張に完敗した吉村の試合後のコメント
「悔しいですね。攻め急ぎすぎてクロスボールが多くなって、ストレートのボールが単調になってしまったし、相手に有利なパターンになってしまった。今まで張さんには分が良かったし、サービス、レシーブで崩せると思っていたのに、それができなかった。
 ひとまず戦い終えてほっとした感じはあります。肩を痛めて卓球から離れていたので、何とか無事にここまでできた」

【動画】動画を2本アップ!

2016/01/17

・男子シングルス準決勝、張vs吉村、第5ゲーム後半
・男子シングルス準決勝、水谷vs笠原、第4ゲーム途中から

以上2動画を「リアル全日本ムービー」ページに公開しました。