スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

フォルクスワーゲンオープン・荻村杯2006

●男子シングルス予選リーグ

ズース(ドイツ) 12、-7、4、8、9 高木和卓
韓陽 4、9、-2、10、-11、7 ヤカブ(ハンガリー)
ジョーバー(フランス) 10、7、5、8 竹谷
トキッチ(スロベニア) 7、-6、8、-9、2、9 大森
高木和健 6、1、6、2 グリーン(アメリカ)
高志 5、6、4、10 モンラッド(デンマーク)
松平健 -10、9、5、8、6 カイナット(ドイツ)
水谷 -6、1、6、6、7 金政均(韓国)
岸川 7、3、6、3 ドゥビーナ(アメリカ)

 日本でのプロツアーデビュー戦となる韓陽、無難に初戦を切り抜けた。マツケンくんも見事な勝利で会場を沸かせています。
●女子シングルス予選リーグ
陳晴(中国) -7、8、6、5、5 小野
李恩姫(韓国) 6、-6、5、9、6 照井
小西 2、7、8、8 パク・スンヒ(韓国)
高橋 7、6、3、8 許慧純(チャイニーズ・タイペイ)
藤井 9、1、-7、3、5 鄭怡静(チャイニーズ・タイペイ)
石川 -5、6、-7、9、4、-7、8 シルベライセン(ドイツ)
宇土 10、-4、-9、-7 7、7、9 Ve.パブロビッチ(ベラルーシ)
 先ほどから報道席の前を、国際色豊かな選手たちが通り過ぎていきます。「カッコイイなあ…」と思いながら、どうしてカッコイイのか考えてみたら、海外の選手はみんな背筋がしっかりついていて、背中に厚みがあるんです。それをピシッと伸ばして歩いてくるから、余計にカッコイイ。
 それに比べると、どうしても日本選手は猫背で、ちょっと頼りなく見えてしまいます。パワーのあるバックドライブを連打する選手たちを見ていると、やっぱりパワーの源は背中なのかな、と思ってしまいます。
 インターハイチャンプ・宇土の大金星に続いて、全中チャンプの石川佳純がまたまた殊勲の星!
 ドイツ女子の中堅で、プロツアーファイナルの出場経験もあるシルベライセンをゲームオール8点で撃破しました! 世界ランク350位が75位に勝ったんです。
 宇土・石川両選手に共通していたのは、「決定打はフォアで打つんだ」という姿勢。勝負どころでは思い切りよく回り込み、威力あるフォア強打を決めていました。シニアの国際大会はデビュー戦ともいえるふたり、これ以上ない素晴らしいスタートを切りました。
 女子予選リーグ、ただいまインターハイチャンピオンの宇土弘恵と、ベラルーシのVe.パブロビッチ(攻撃型)が大激戦。ゲームオール9-9、宇土、バック強打から全身全霊のフォアスマッシュ、決まった!
 あ、マッチポイントも一発で宇土が取りました!悔しさでフロアを蹴り上げたパブロビッチ、場内は本日最初の歓声に包まれております!

緊張の別世界

2006/09/21

 午前9時半、通勤客もまばらになった場外とは裏腹に、横浜文化体育館では早くも男女シングルスの予選リーグがスタート。
 予選グループ1回戦、日本の照井選手は李恩姫(韓国)に、小野選手は陳晴(中国)に、残念ながら敗れてしまいました。
 小西、高橋両選手は初戦ストレートで完勝。
 昨年に続き、今年も卓球王国が製作したフォルクスワーゲンオープン荻村杯の大会プログラム。
 今回は世界のトップ選手たちをカラーで大きく紹介。卓球ファンには一読の価値ありです。
 他にも大会の見どころや注目の若手選手紹介など、見ごたえ十分のページ構成で迫ります。

↓下写真左が表紙。クリックすると拡大表示できます
 明日9月21日~24日まで、神奈川・横浜文化体育館で開催されるITTFプロツアー「フォルクスワーゲンオープン・荻村杯2006」。世界選手権並みの豪華メンバーが横浜の地に集う。
 男子では王励勤・馬琳・王皓・陳杞という強力なメンバーでタイトル奪還を狙う中国を、ディフェンディング・チャンピオンのボル、シュラガー(オーストリア)、メイス(デンマーク)らヨーロッパの強豪が迎え撃つ。女子は中国勢が圧倒的な強さ。しかし今年は福原・金沢・福岡の活躍で世界団体3位の日本、カットの新鋭・朴美英とペンドライブ型の文玄晶で上位進出をめざす韓国、中国キラーのリ・ジャウェイがエースのシンガポールなどが中国包囲網を張り、虎視眈々とタイトルを狙っている。
 2008年の北京五輪を視野に入れ、世界ランクによる推薦出場枠の獲得を目指し、世界ランクをひとつでも上にあげようと各国の選手たちも必死。ぜひ会場に足を運んで、ワールドクラスのプレーを堪能あれ!

 会場に足を運べない方は、この速報ページで大会の模様をチェック。
 会場の熱気を伝えられるよう頑張りますので、期待してくださいね!

下写真:男女シングルスのディフェンディングチャンピオン、ボル(ドイツ)と張怡寧(中国)