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フォルクスワーゲンオープン・荻村杯2006

 男女シングルスの対戦ドローを入手!

 予選を勝ち上がった日本選手たちも、初戦からハードすぎる(?)対戦相手とぶつかります。男子シングルス1回戦では…
 高木和卓vs王励勤、坂本vsシュラガー、松平健vs高礼澤、岸川vs荘智淵、木方vs呉尚垠、高木和健vsボル。世界ランク1・2位を引き当てた高木和兄弟、強運です。
 ちなみに女子シングルス1回戦は…
 照井vsトート、高橋vs姜華君、小野vsVi.パブロビッチ、石川vs王越古、石垣vs林菱、ほか。
 昨日予選リーグが行われた男女シングルスは決勝トーナメント1回戦がスタート。
 なんといっても11時15分にスタートする女子シングルス1回戦に要注目。福原愛選手(グランプリ)が早くも登場する。4月の世界団体選手権では日本女子チームのエースとして堂々たる戦いぶりを見せた福原。バック面の表ソフトを巧みに使って前後に揺さぶり、要所ではレシーブから思い切ったフォア強打を見せた。初戦の相手は韓国の若手、崔文映。まずはしっかりと初戦を突破したい。
 その他にも、金沢咲希、福岡春菜、平野早矢香、藤沼亜衣と、世界団体選手権で日本中を沸かせた日本女子チームのメンバーが続々登場。予選リーグを勝ち上がった選手との対戦になるが、格下といえども気の抜けない戦いが続きそう。シード選手では本大会で2度準優勝の実績がある郭炎(中国)が第1シード。世界選手権3連覇の女王・王楠、中国香港のエース・帖雅娜の戦いぶりにも注目したい。
 男子シングルスでは韓陽(東京アート)、松平健太(青森山田中)らが予選突破。本選から出場する松下浩二(グランプリ)、吉田海偉(日産自動車)の戦いぶりはどうか。
 男女ダブルスでも1回戦(ベスト8決定戦)が行われる。日本からは岸川/水谷、福原/藤沼をはじめ、男子3組、女子4組が決勝トーナメントを戦う。

下写真:速射砲スタンバイ! 愛ちゃん世界を打ち抜け!
●女子ダブルス・決勝トーナメント進出決定戦
福岡/樋浦 10、-11、7、-9、5 姜華君/桑亜嬋(中国香港)
金沢/藤井 8、8、-9、8 パク・ソンヒ/沈セロム(韓国)
平野/石川 3、-9、9、6 中島/藤田(横浜隼人高・神奈川県選抜)
郭炎/丁寧(中国) 9、-7、7、10 小西/高橋

●男子ダブルス・決勝トーナメント進出決定戦
松平健/坂本 9、8、7 ツァイ・シャオリ/チャン・ポン(シンガポール/カナダ)
高木和健/高木和卓 -7、6、9、4 ロスコフ/シュテガー(ドイツ)

 女子3組、男子2組が決勝トーナメント(ベスト16)進出を決めました。ダブルス決勝トーナメント1回戦は明日夜に行われます。
 今日は画像のアップが少なくなってしまいました。明日はもっと画像を増やして、より臨場感ある速報ページにできれば、と思っております。
●女子ダブルス予選トーナメント 1回戦
彭陸洋/曹臻(中国) 8、8、3 石垣/照井
福岡/樋浦 15、12、7 郭芳芳/ユン・セオウォン(韓国)
金沢/藤井 4、11、6 鄭怡静/許慧純(チャイニーズ・タイペイ)
平野/石川 -9、15、9、8 コムウォン/ムアンスク(タイ)
小西/高橋 8、7、5 林佳慧/劉馨尹(チャイニーズ・タイペイ)
シュトルーゼ/ウ・ジャドゥオ(ドイツ) 7、10、-7、8 小野/森本
●男子ダブルス予選トーナメント1回戦
高木和健/高木和卓 11、-4、10、-8、8 柳承敏/尹在榮(韓国)
松下/陳衛星(オーストリア) 9、-9、8、2 江宏傑/黄盛聖(チャイニーズ・タイペイ)
ヤカブ/ズウィックル(ハンガリー) 14、-9、8、9 松平賢/ジョバー(フランス)
侯英超/孔令輝(中国) 9、12、6 韓陽/吉田

 なんと、21時を回った今も場内では男子ダブルスの試合が行われています…。松下/陳衛星組もまだ対戦相手が現れません。来ないならしょうがない、と笑顔で談笑する浩二さんと、イライラが爆発寸前の陳衛星が好対照。しかし、選手はたまったものではありませんね。

本日の記録はここまで。残りは明日朝イチで追加します。
●女子ダブルス予選トーナメント 1回戦
彭陸洋/曹臻(中国) 8、8、3 石垣/照井
福岡/樋浦 15、12、7 郭芳芳/ユン・セオウォン(韓国)
金沢/藤井 4、11、6 鄭怡静/許慧純(チャイニーズ・タイペイ)
平野/石川 -9、15、9、8 コムウォン/ムアンスク(タイ)
小西/高橋 8、7、5 林佳慧/劉馨尹(チャイニーズ・タイペイ)
シュトルーゼ/ウ・ジャドゥオ(ドイツ) 7、10、-7、8 小野/森本

また、神奈川県選抜の中島未早希/藤田麻紀子組が韓国の強豪ペア、文玄晶/李恩姫(韓国)を3-2で破りました。
●男子シングルス予選
ツァイ・シャオリー(シンガポール) -10、9、-6、-5、8、5、6 大森
木方 -8、8、5、11、-9、11 周東ユ
水谷 5、-12、7、3、4 リード(イングランド)
●女子シングルス予選
小野 -11、6、5、7、7 潘俐君(チャイニーズ・タイペイ)
照井 8、7、9、11 李依真(チャイニーズ・タイペイ)
石垣 1、6、9、12 林佳慧(チャイニーズ・タイペイ)
ラミレス(スペイン) -9、7、6、5、6 石川
ネグリソリ(イタリア) 8、-7、-9、11、4、9 宇土

●男子シングルス予選
高木和卓 -7、9、7、8、-8、6 カベスタニー(フランス)
坂本 12、5、-7、-6、4、8 ボビリエ(フランス)
韓陽 5、-8、4、-8、5、5 ボージック(ドイツ)
デュラン(スペイン) 6、11、-8、3、9 竹谷
林在賢(韓国) 4、7、7、7 竹谷 
高木和健 15、6、-11、1、2、3 黄聖盛(チャイニーズ・タイペイ)
呉志祺(チャイニーズ・タイペイ) 8、-7、-2、8、0、8 高志
李鎮権(韓国) 4、8、-4、6、9 松平賢
松平健 7、7、9、4 ジョ・ジフン(韓国)
岸川 9、2、2、6 ナイト(イングランド)
●男子シングルス予選リーグ
侯英超(中国) 5、5、5、7 坂本
韓陽 5、9、7、7 ガブラス(チェコ)
尹在榮(韓国) 7、-8、9、9、6 木方
趙彦来(韓国) 4、6、5、9 高木和健
高志 7、7、9、7 キム・チョルウォ(韓国)
ドリンクホール(イングランド) 9、5、-2、-6、5、4 松平賢
水谷 8、4、6、10 オフチャロフ(ドイツ)
張雁書(チャイニーズ・タイペイ) 12、-7、4、8、11 岸川
松平健 キケン 侯明聡(チャイニーズ・タイペイ)

 若手期待の岸川は、シドニー五輪ベスト32の張雁書と対戦。かなり体重が増えた感じの張雁書だが、要所で見せるバックプッシュと台上フリックは健在。第5ゲームは岸川が10-7でゲームポイントを握りながら逆転を許し、4-1で敗れた。
 苦戦が続く日本男子の中で、神奈川代表枠で出場している高志亮選手がベテランの味を発揮し、2試合ともストレート勝ち。相手の強打を封じる巧みなプレースメントを見せている。

下写真左:岸川は攻めきれず、悔しい敗戦
下写真右:ベテラン左腕、高志亮健在なり
●女子シングルス予選リーグ
藤井 3、4、11、8 沈セロム(韓国)
郭芳芳(韓国) -9、-7、9、9、-6、6、11 石垣
小西 8、2、7、5 ハイン(オーストリア)
バーテル(ドイツ) 10、-9、7、-9、4、9 高橋
宇土 8、6、7、3 パク・インエ(韓国)
タン・パエフェン(シンガポール) 4、9、-6、-9、3、11 岸田

 宇土ちゃん、2戦目も勝利して予選リーグ突破に王手! 国際舞台で才能開花の予感?!
 宇土、石川に負けじと韓国の郭芳芳(中国香港から移籍)に挑んだ石垣。粘り強く、凡ミスの少ないカットと機を見てのフォアスマッシュで押し気味に試合を進める。
 最終ゲームにもつれたこの試合、9-8で郭芳芳がリードしたところでなんと促進ルールに入る。石垣、8-10からよくデュースに追い付いたが、最後は郭のフォアスマッシュに、フォアカットがネットにかかった。場内の注目を集めたこの試合、それにしても惜しかった! ドライブやカーブロングを有効に使えれば、もっと攻撃のチャンスが増えると思うのだが…