2月7~8日、ドイツ・デュッセルドルフにてヨーロッパトップ12が行われ、男子はボル(ドイツ)、女子はリー・チェン(ポーランド)が優勝した。
ボルは予選でクリサン(ルーマニア)、プリモラッツ(クロアチア)をストレートで下すと、準々決勝は陳衛星(オーストリア)を、準決勝はメイス(デンマーク)をそれぞれ4-1で下して決勝進出。決勝の相手は、準決勝でクレアンガ(ギリシャ)をこちらも4-1で破ったサムソノフ(ベラルーシ)だった。幾度となく最高峰の舞台で対決している二人。今回も接戦となったが、勝ったのはボル。06年以来、4度目の優勝を飾った。
●男子
優勝:ボル(ドイツ)
準優勝:サムソノフ(ベラルーシ)
3位:クレアンガ(ギリシャ)、メイス(デンマーク)
女子は最近プロツアーでの成績も安定してきているリー・チェン(ポーランド)が初優勝。準決勝で呉佳多(ドイツ)をゲームオールで下して勢いに乗ると、決勝ではリー・ジエ(オランダ)を4-1で撃破。【12,-11,9,11,11】と、どのゲームも競り合いとなったが、見事な勝負強さを発揮。昨年は準優勝だっただけに、喜びもひとしおだろう。
●女子
優勝:リー・チェン(ポーランド)
準優勝:リー・ジエ(オランダ)
3位:リュウ・ジャ(オーストリア)、呉佳多(ドイツ)