ITTFとWTTの2027年カレンダーにおける最大の目玉は、4月19日から25日まで開催される新設大会「ITTFダブルス・ワールドカップ」だ。男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの3種目がワールドカップの舞台で初めて一堂に会す。この大会の新設は、2028年ロサンゼルス五輪(LA28)で男女ダブルスが五輪種目に復帰し、拡張された五輪ダブルスプログラムに加わることに伴うものであり、選手たちにLA28への道のりにおける新たな最高峰の目標となる。
その他、主要なイベントは以下の通り。
3月下旬: ITTFシングルス・ワールドカップを開催。
5月下旬: カザフスタンの首都アスタナで「ITTF世界卓球選手権ファイナルズ」が開催され、卓球界で最も権威ある世界タイトルが同地にもたらされる(カザフスタンでの世界選手権開催は初)。
11月下旬: ITTF混合団体ワールドカップが開催され、LA28で初採用される混合団体種目への出場権をかけた戦いが繰り広げられる。
12月中旬: ITTF世界ユース選手権が、次世代のスターたちに世界舞台での晴れ舞台を提供。
その他: 2月、3月、10月には「ITTFファミリーウィーク」が設けられ、地域および大陸レベルで卓球コミュニティが結びつく。
WTTは2027年国際カレンダーを通じて中心的な役割を果たし、グランドスマッシュ、チャンピオンズ、ファイナルズのプログラムによってプロシーズンの軸を形成する。
シーズンは1月中旬のアジアでのWTTチャンピオンズで幕を開け、2月の「WTTシンガポール・スマッシュ」、3月の「WTTチャンピオンズ重慶」へと続く。
年間を通じてハイペースな戦いが続き、6月下旬から7月上旬の「USスマッシュ」を皮切りに、8月から9月にかけてはヨーロッパ・スマッシュ、WTTチャンピオンズ(アスタナ)、WTTチャンピオンズ(日本)、WTTチャンピオンズ(アジア)、チャイナ・スマッシュが立て続けに開催され、わずか6週間の間に5つのビッグイベントが集中する。
その後、11月上旬の「WTTチャンピオンズ(フランス)」を経て、シーズンは終盤へ。すべての視線は香港へと向けられ、12月上旬の「WTTファイナルズ」がその年の年間王者を決定する。なお、WTTスターコンテンダー、コンテンダー、フィーダー、ユース、パラシリーズを含むその他の日程や開催地については、近くITTFおよびWTTのウェブサイトで発表される予定である。
●ペトラ・ゾーリング(ITTF会長兼WTTチェアマン)のコメント
「2027年は、私たちの競技にとって意欲的な1年になりつつあります。世界選手権がカザフスタンで初めて開催される一方、ダブルス・ワールドカップは、LA28五輪への道のりにおいて選手たちが目指すべき新たな最高峰のイベントとなるでしょう」
「WTTシリーズは、WTTグランドスマッシュやWTTチャンピオンズといった世界最高峰のプログラムでプロシーズンを牽引し続け、最後はWTTファイナルズで締めくくられます。ITTFとWTTは協力して、より多くの選手にエリート卓球を届け、かつてないほどファンを魅了していきます」
*写真は2024年パリ五輪の混合ダブルス表彰式 PHOTO Remy Gros
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