15年

あっという間に今年も残り半年!

ジメジメとしたこの季節になると、古傷がうずきますね。
昨日7月2日で、交通事故に遭って15年が経ちました。

当時は15年後の事なんて想像もできませんでした。
多くの方々にご心配、ご迷惑をお掛けし、そして励まされ助けられ、いまこうして卓球に生きる事ができています。

交通事故のけが人の救護中に別の飲酒運転の車に撥ね飛ばされ、倒れたところに右手をタイヤで轢かれ、粉砕骨折と深い裂傷を負いました。

そのダメージと激痛から親指以外の指が全く動かせない状態から、50針以上を縫う5度の手術に耐え、僕の右手はよく頑張ってくれたと思います。切断の危機もなんとか乗り越えてくれました。

あの頃の状況を考えたら、ほんと奇跡的だと思います。

右肩、右肘の疾患に畳み掛けるように右手の大怪我。
当時は、卓球の神様が俺に卓球をさせないために仕組んでいるのかと思ったりもしました。

その時、その妄想に心が折れそうでしたが、意地でも卓球で生きてやると対抗心を燃やせたのが良かったなと思います。
そう思えたのも励ましてくださった皆さんのお陰です。

まだまだ痛みや後遺障害も残ってますが、この右手は卓球をするために毎日毎日頑張ってくれています。

右手にも感謝しなきゃですね^^;

治せない事が確定した薬指の第二関節は、卓球のラケットをペンでもシェークでもギリギリ持てるように(邪魔にならないように)主治医の先生と相談して60度の角度で固定しました。

第一関節、第二関節は動きませんが、付け根の関節は他の関節以上に可動域が広がりこの障害に順応してくれました。

これからも、この頑張り屋の右手を大切に、日々頑張っていきたいと思います。

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