スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

世界選手権広州大会(条太の広州ぶるるん日記)

取り返す

2008/02/28

福原11-8で取り返す。ファインプレーが見られるが、ファインプレーをしないと点を取れないこの苦しさ。トートが下がると福原はスマッシュでも打ちぬけず、ストップするしかない。単純な前進回転から下回転に持ち込まれ、そこにミスの淵が口を開けて待っている。

ダメだ。またマウスが濡れネズミ状態だ。

福原0-1

2008/02/28

1ゲームを取られた。福原が左利きのトートのバックにドライブすると、バックハンドのカウンタードライブが福原のフォアクロスを襲う。これがとてつもなく怖ろしい。

福原対トート

2008/02/28

1番は福原(WR9)対トート(WR34)。出だしは1-5でリードされている。
日本女子の準々決勝は明日だとばかりおもっていたら、石川と監督がフロアを歩いている。そのうち他のメンバーも現れ、ベンチに入りだした。聞けば、今から準々決勝だという。準々決勝っつったらあんた、銅メダルのかかった試合だ。冗談じゃない。

たたた大変だ大変だ。不意打ちをくらい、緊張してきた。相手はハンガリー。勝てそうな試合だとはいえ、負けたら終わりだ。がんばれ日本。

掛け声

2008/02/28

デンマークの応援団がしきりに「シャー」と叫んでいたので、その意味を聞いてみた。すると、「卓球専用の掛け声で、やった!というような気持ちを表すものだが、それは言葉ではなく自然にヨーロッパの卓球界で使われている」ということだ。すると年配の人が「中国から来た言葉だと思う」という。それで私が持論「日本の良し→よっしゃ」が語源である説を説明し、その説を補強する証言を得られたことに礼を言った。

写真は、応援の様子を再現してもらったところ。

テレビのアナウンサーは「ははあ、気合が入ったときに人間が発する言葉は万国共通なんですねえ」と言われたら解説者は「いえ、卓球界共通なんです」と解説してほしいものだ。

テレ東の人

2008/02/28

テレ東の人がなにを言っているのか気になり、後で聞き耳を立てると、昨日より会場が静かなのでよく聞こえた。「10対5岸川」「10対6カラカセビッチ」などと言っている。ゲームの合間に思い切って目的を聞いてみると、編集やらコマーシャルやらすべてのタイミングの基準の役割を果たしているのだという。だから彼は日本の試合がある間中、ずーっとただひたすら試合の経過を時計のように語っているのだ。

裏方の様子

2008/02/28

会場の最上段ではテレビ東京のカメラと解説の松下浩二、アナウンサーが陣取って生で解説している。アナウンサーが興奮して絶叫する声が記者席まで聞こえてくる。

昨日、注意された画用紙のメモを記念に撮影してやった。中国語も書いているので実際、どこのテレビカメラだったのかは不明。
おとといの日本女子の韓国戦の最中にトイレに行ったのだが、10個以上ある個室のどこにもトイレットペーパーがない(ドアはついているし洋式と和式みたいなのが混在していた)。始めからないのではない。もともとはついていたのが外された跡があるのだ。何者かによって盗まれたんだろうか。何室かはそれが残ってついているのだが、トイレットペーパーはどれにも入っていない。完全にカラだ。

モラルというかなんというか・・。それで私がどうしたかは秘密だ。

プロのカメラ

2008/02/28

渡辺くんが使っているカメラを見せてもらった。被されているカバーは、シャッター音を防ぐための「サイレンサー」。サイレンサーなんて拳銃みたいだ。手を入れると暑くて汗でベトベトになる。シャッターを押すと、その押し続けている長さによって連続撮影になる。なるほど、そうやっているのか。一枚3MBの写真を連続撮影ってどんだけ。

縦にして撮影するときのために、90度違った面にもシャッターがついている。こんなに暗い部屋でもISOが2000なのではっきりくっきり撮れる。面白い。

宮崎監督がコメントしている部屋でカメラの撮影をしていたので、また記者にチラチラ見られる。そりゃそうだわな。

記者会見

2008/02/28

いつものように記者会見に参加。
コメントが終わった後で、ちゃんとメモできた人が他の人にまとめて話して内容を確認していた。

それをよく聞くことができなかった渡辺くんは、テレビ東京の若いアナウンサーから口述してもらってコメントを取る。岸川→記者→アナウンサー→渡辺くん と3ステップ伝達された情報を得たことになる。

その光景を撮影している私には当然、チラチラと不審の目が向けられた。こうこう情報は私ならではのリポートだ。それにしてもこの会場、異様に暗くて私のデジカメでは物凄くブレる。