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中国リポート

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☆☆☆ 2014中国卓球クラブ超級リーグ 女子第15節 7.23 ☆☆☆
※3番ダブルスと5番シングルスは3ゲームズマッチ。1・2・4番の第5ゲームおよび3・5番の第3ゲームはすべて7点先取で行うため、「7−4」「9−7(ジュースの場合)」と表示

〈北京首鋼 3−2 八一冀中能源〉
○丁寧 7、6、10 郭躍
 盛丹丹 −8、3、−8、−2 木子○
 盛丹丹/李佳原 −10、−9 郭躍/曹臻○
○丁寧 7、6、5 木子
○鄭怡静 5、9 曹臻 
(山東東平体育会展センター)

〈大土河・華東理工 3−2 金華銀行〉
 鄭詩暢 8、−9、−9、−10 胡麗梅○
○馮亜蘭 −9、8、−7、3、7−0 アリエル・シン
 車暁曦/江越 −5、11、1−7 周シントン/劉ジン○
○馮亜蘭 8、4、−8、3 胡麗梅
○車暁曦 −4、7、10−8 劉ジン 
(金華市体育センター)

〈鄂尓多斯東方路橋 3−2 大同金地砿業〉
○朱雨玲 5、6、6 李暁丹
 張薔 −6、−8、−10 武楊○
○朱朝暉/趙岩 6、5 李暁丹/劉高陽
 朱雨玲 8、−9、2、−9、0−7 武楊○
○趙岩 −3、6、7−4 劉高陽
(エジンホロ旗全民活動センター)

〈山東魯能 3−0 大連海昌〉
○陳夢 −12、12、−9、7、7−5 李佳イ
○顧若辰 9、4、10 陳幸同
○顧玉ティン/王シュアン −7、6、7−1 常晨晨/李佳イ
(大連体育新城体育館)

〈秋林格瓦斯・吉中州 3−1 広東二沙〉
○劉斐 8、8、−7、−8、7−2 張遅
○王曼昱 6、5、−12、9 李予冬
 陳可/袁雪ジャオ −7、−8 童海苗/楊采穎○
○劉斐 9、10、7 李予冬
(広東体育館)

 超級リーグの女子第15節は、プレーオフ進出が濃厚な上位チームがいずれも勝利を収めている。
 前節の第14節で敗れた北京は、黒星が続いていたカットのリ・ミョンスン(北朝鮮)を温存して八一戦に臨み、ラストでもうひとりの「外援(助っ人外国人選手)」、鄭怡静(チャイニーズタイペイ)がラストで曹臻に勝利。ずっとチームに帯同しながらも、なかなか出番のなかった鬱憤を晴らす、値千金の一勝だ。史上最年少の14歳でチャイニーズタイペイ・女子ナショナルチームの一員となった逸材も、長く甲Aリーグでのプレーが続いていたが、この勝利は大きな自信になりそうだ。

 鄂尓多斯(オルドス)は、3試合続けてエースの朱雨玲が敗れながら、3試合続けて3−2での勝利。安定感のある朱朝暉/趙岩のダブルスに加え、パワーがある右シェークドライブ型の趙岩、右ペンドライブ型の張薔が日替わりのヒロインとなり、チームを盛り立てている。鄂尓多斯は北京、山東とともに12勝3敗で首位に並び、初のプレーオフ進出をほぼ確実なものにしている。一方、開幕から14連敗中の広東は、秋林に対して今シーズン最も勝利に近づく戦いを見せたが、1−3で敗れた。3シーズン連続での全敗ではあまりに悲しい。残る3戦の対戦相手は、金華、大連、大土河。7月27日に行われる第16節の金華戦が、初勝利への最後のチャンスか。
  • スイングスピードと球速は中国勢に負けない鄭怡静(写真は14年世界卓球)

  • 金華戦ラストで勝利した大土河のファイター・車暁曦(写真は13年荻村杯)