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中国リポート

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 4月2日、04年アテネ&08年北京五輪の2冠王である張怡寧が、香港で女の子を出産していたことがわかった。体重は6斤(3,000g)少々で、母子ともに健康とのこと。名前はまだ発表されていない。

 昨年末に「オメデタ」が伝えられた張怡寧。昨年の世界選手権(個人戦)ロッテルダム大会の際は、留学先のアメリカからオランダへ駆けつけ、後輩たちのサポートに回ったが、今年は世界選手権団体戦ドルトムント大会にも帯同せず。女児誕生のニュースは、ドルトムントの中国チームのコーチ・選手たちにも伝えられ、女子団体のコービロン杯奪還に花を添えることになった。
 北京市チームの後輩である丁寧は、次のようなお祝いのコメントを寄せている。「寧姐(張怡寧)に心からお祝いを言いたいです。寧姐がいつも私たちの試合を気に懸けてくれている。出産前はゆっくり会えなかったけど、寧姐の体調が戻ったらまたゆっくりお喋りをしたい」(出典:『城市快報』)。

 卓球ファンなら誰しも、「張怡寧の娘さんなら、打球センスは抜群では?」と考えてしまうところ。かつて張怡寧は「もし子どもが卓球が好きなら、少しやらせてみてもいいですね。でもプロとしてやるかどうかは、素質も見てみないとね」と語っている。張怡寧は女子選手の中では背が高い168cmで、旦那さんの徐威さんも180cmを超える長身。すらりと背の高い娘さんになりそうだ。

photo:昨年のロッテルダム大会での張怡寧