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中国リポート

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★2013中国卓球クラブ超級リーグ・男子途中順位(第10節終了時)
1 上海金邁馳(8勝1敗/17点)
2 山東魯能(6勝3敗/15点)
2 寧波海天塑機(7勝1敗/15点)
2 八一熔盛重工(6勝3敗/15点)
5 江蘇中超電纜・利永紫砂(5勝4敗/14点)
6 渤海銀行・天津(3勝6敗/12点)
6 広東陳静(3勝6敗/12点)
8 四川長虹(2勝7敗/11点)
9 覇州海潤(0勝9敗/9点)
※得点は勝利すると2点、敗れると1点で計算

☆2013中国卓球クラブ超級リーグ・女子途中順位(第10節終了時)
1 山西大土河・華東理工(9勝0敗/18点)
2 大同平型関・金地砿業(7勝2敗/16点)
3 八一冀中能源(6勝2敗/14点)
4 山東魯能(4勝5敗/13点)
4 北控燕京啤酒(4勝5敗/13点)
4 鄂尓多斯東方路橋(4勝5敗/13点)
4 金華銀行(4勝5敗/13点)
8 大連新衡業・上方(2勝7敗/11点)
9 広東二沙(0勝9敗/9点)
※得点は勝利すると2点、敗れると1点で計算

 残り4節で中断期間に入った、超級リーグ男女第1ステージ(全14節)。第10節終了時点での途中順位は、上記のとおり。男子の寧波海天塑機、女子の八一冀中能源は消化試合が1試合少ない。
 男子は新規参入の広東の健闘が目立つほかは、9チームがほぼ実力どおりの順位で並んでいる。プレーオフ進出のチャンスがあるのは、5位の江蘇までだろう。第9節で寧波との大一番を制した上海が8勝1敗で首位。3番手の尚坤が王励勤をしのぐ活躍を見せている。ダブルスが通算8勝1敗と非常に強く、対戦するチームに応じて、王励勤/許シンと王励勤/尚坤のダブルスを使い分けられるのも強みだ。山東・八一と並んで2位につける寧波も、2番手の閻安の故障が長引かなければ、プレーオフ進出は堅い。

 八一のエース・王皓は第4節の出場を最後に欠場が続いている。故障による欠場という報道もあったが、中国オープンで松平健太に敗れた後、「結婚してからずっと計画的な練習ができていない」とコメントしているので、若手への世代交代をにらんだ「結婚休暇」か。チームは樊振東・周雨・徐晨皓という若手トリオが、危なっかしくも頼もしい戦いぶりを見せているが、第11節以降の勝負どころでは王皓が出場しそうだ。

 女子は山西が男女を通じて唯一の全勝をキープ。エース劉詩ウェンは、中国オープン決勝を右肩の故障で途中棄権するなど、かなり金属疲労がたまっている様子。一昨年まで所属した広東ほどではないにせよ、劉詩ウェン頼みのチーム事情に変わりはない。第8節で丁寧を破った馮亜蘭、続く第9節ラストで曹臻を破る金星を挙げた車暁曦など、貴重な働きを見せているチームメイトが、どれだけ彼女の負担を軽くできるか。
 女子は3位の八一まで、プレーオフ進出の可能性が濃厚になっている。問題は4勝5敗で並んでいる4位の4チーム。山東はエース李暁霞と若手の陳夢・顧玉ティンの勝ち星がなかなか噛み合わず、北控(北京)はエース丁寧が9勝7敗と不調。強豪チームが不振で、リーグ全体がもうひとつ盛り上がらない感がある。
  • 今シーズン限りで引退する王励勤、これまで単8勝2敗は見事な成績

  • 単12勝1敗、勝率は断然トップの劉詩ウェン