★★★ 2013中国卓球クラブ超級リーグ 男子第16節 9.29 ★★★
※男女とも1・2・4番は5ゲームズマッチ、3・5番は3ゲームズマッチ、すべて第5ゲームは7点先取
〈寧波海天塑機 3ー0 山東魯能〉
○馬龍 9、7、7 張超
○閻安 8、ー4、8、4 張継科
○閻安/林高遠 10、5 張超/呉ハオ
〈江蘇中超電纜・利永紫砂 3ー1 渤海銀行・天津〉
○馬琳 11、ー8、3、3 張ユク
呉家驥 6、ー3、ー4、ー8 ハオ帥○
○徐輝/林晨 5、4 張ユク/李平
○馬琳 5、5、ー6、8 ハオ帥
〈上海金邁馳 3ー0 八一熔盛重工〉
○尚坤 10、6、6 樊振東
○許シン ー9、ー9、6、5、7-3 周雨
○王励勤/尚坤 8、9 徐晨皓/周雨
〈広東陳静 3ー1 四川長虹〉
○劉吉康 7、6、9 許鋭鋒
宋鴻遠 ー5、ー7、ー9 邱貽可○
○尹航/宋鴻遠 9、10 許鋭鋒/朱霖峰
○劉吉康 ー6、ー10、9、11、7-4 邱貽可
★男子第1ステージの途中順位(第16節終了時点)
1 寧波海天塑機 13勝1敗 27点 ※プレーオフ進出が確定
2 上海金邁馳 11勝3敗 25点 ※プレーオフ進出が確定
3 江蘇中超電纜・利永紫砂 9勝6敗 24点
4 山東魯能 9勝5敗 23点
5 八一熔盛重工 8勝6敗 22点
6 渤海銀行・天津 5勝10敗 20点
7 広東陳静 4勝10敗 18点
8 覇州海潤 3勝11敗 17点
9 四川長虹 2勝12敗 16点
(得点数は勝=2点/敗=1点で計算)
一昨日の10月1日に国慶節(建国記念日)を迎え、7日まで一週間の大型連休に入っている中国。超級リーグも今月16日に男子第17節・女子第16節が行われるまで、2週間ほどの中断期間に入っている。ひとまず、すでに終了している男子第16節の結果をお伝えしましょう。
男子第16節では、寧波が山東に完勝。2番で張継科が閻安に敗れた時点で、勝敗はほぼ決した。ここまで13勝6敗という成績は、エースとしては物足りない張継科。一方、閻安はこの勝利で通算勝利数を20勝(6敗)の大台に乗せている。一方、山東、八一とプレーオフ(4位以内)進出を争う江蘇は、馬琳の2得点で渤海から価値ある勝利を挙げた。この3チームの残る2節の対戦相手をチェックしてみよう。
[山東](第17節)vs.上海 (第18節)vs.広東
[江蘇](第17節)試合なし (第18節)vs.四川
[八一](第17節)vs.広東 (第18節)vs.覇州
山東は残る2試合で2勝すれば11勝5敗となり、自力でプレーオフ進出を決めることができる。しかし、仮に山東が2試合で1勝1敗となり、江蘇と八一が残り試合にすべて勝利すると、3チームが10勝6敗で並ぶことになる。同成績で並んだ場合、直接対決2試合での通算成績でプレーオフ進出チームが決まるが、「江蘇 5ー3 山東(3ー0/2ー3)」[八一 5ー4 江蘇(3ー1/2ー3)][山東 4ー3 八一(3ー0/1ー3)]と三すくみの展開。2チームとの対戦での獲得試合数を合計すると、江蘇が「9ー8」、八一が「8ー8」、山東が「7ー8」。10勝6敗で並ぶと山東が5位となり、プレーオフを逃すことになる。
山東にとって、10月16日に行われる第17節の上海戦はまさに背水の陣だ。