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中国リポート

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★★★ 2013中国卓球クラブ超級リーグ 男子準決勝・第1戦 10.30 ★★★

〈寧波海天塑機 3ー1 山東魯能〉
○馬龍 11、9、6 張超
 閻安 9、7、ー8、ー6、7-2 張継科○
○閻安/林高遠 8、4 張超/呉ハオ
○馬龍 9、2、11 張継科

〈上海金邁馳 3ー0 八一熔盛重工〉
○許シン ー14、5、4、11 樊振東
○尚坤 8、2、ー6、8 周雨
○王励勤/許シン 5、6 周雨/徐晨皓

☆☆☆ 2013中国卓球クラブ超級リーグ 女子準決勝・第1戦 10.31 ☆☆☆

〈八一冀中能源 3ー2 大土河・華東理工〉
○郭躍 7、9、6 馮亜蘭
 木子 ー8、ー6、ー5 劉詩ウェン○
○木子/曹臻 5、ー8、10-8 馮亜蘭/饒静文
 郭躍 ー4、ー10、ー6 劉詩ウェン○
○曹臻 5、11 范瑛

〈山東魯能 3ー0 大同平型関・金地砿業〉
○陳夢 ー8、3、ー10、9、7-2 武楊
○李暁霞 9、3、4 李暁丹
○陳夢/顧玉ティン 7、3 李暁丹/劉高陽

 超級リーグのプレーオフ準決勝第1戦は、10月30日に男子、10月31日に女子の第1戦が行われた。

 男子は第1ステージ1位の寧波が3位の山東魯能を、2位の上海が4位の八一を下して先勝。寧波と山東の一戦は、4番で馬龍が張継科に完勝し、山東の息の根を止めた。10月11日に中国チームが北京大学を訪れた際、張継科は「リオ五輪の最大のライバルは誰ですか?」と聞かれ、「ぼくと馬龍がシングルスに出ることになったら、やっぱり最大のライバルは馬龍だね。もちろん、馬龍にとっても最大のライバルはぼくということ」と答えている。リオ五輪では、これまで世界選手権で張継科を「アシスト」してくれた王皓はもういない。ビッグタイトルを総ナメにしてきた張継科だが、いよいよこの「天敵」馬龍と正面から向きあわねばならない。

 女子は八一と山東が先勝。八一は大土河の劉詩ウェンに2点を奪われたが、ラスト曹臻まで回した時点で勝利は濃厚。郭躍が移籍してくるまでチームのエースだった曹臻は、ラストに出る選手としては頭ひとつ、ふたつ抜け出た実力を持つ。チームの頼れる守護神だ。
 大同に完勝した山東は、全中国運動会を制したメンバーで圧巻の強さを披露。第1ステージでの低調な戦いぶりがウソのように、大同をストレートで破っている。
  • 張継科、天敵に完敗

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