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中国リポート

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★★★ 2013中国卓球クラブ超級リーグ 男子決勝第1戦 11.13 ★★★

〈寧波海天塑機 3−0 上海金邁馳〉

○馬龍 9、6、4 尚坤
○閻安 7、9、−7、6 許シン
○閻安/林高遠 10、6 王励勤/尚坤

☆☆☆ 2013中国卓球クラブ超級リーグ 女子決勝第1戦 11.12 ☆☆☆

〈八一冀中能源 3−1 山東魯能〉

 郭躍 −4、−3、−4 李暁霞○
○木子 7、−9、12、8 陳夢
○郭躍/曹臻 −2、8、7-2 陳夢/顧玉ティン
○木子 6、7、−5、−5、7-2 李暁霞

 超級リーグの2013年シーズン決勝は、12日に女子第1戦、13日に男子第1戦が開催。女子は八一が木子のシングルス2勝の活躍で山東に勝利。男子は寧波が上海を圧倒して、ともに優勝へ王手をかけた。
 寧波対上海戦は、2番で閻安が許シンを撃破。男子ワールドカップの準々決勝では閻安に完勝していた許シン。「ワールドカップの時は閻安が緊張して、逆にぼくは思い切ったプレーができたけど、今回は彼のほうが入念な準備をしてきていた。ぼくは出足の2ゲームで主導権を握るチャンスがあったけど、閻安のプレーは安定していたし、思い切りも良かった」と試合後にコメントしている。

 皮肉なことに、寧波対上海戦で最もマスコミの注目を集めたのは王励勤。「超級でのラストゲームになる可能性があるから?」と思いきや、さにあらず。この数日、王励勤と交際していたアナウンサーの劉彦池さんとの破局報道が加熱。王励勤本人もそれを認め、「試合や大会ばかりで、気持ちを通わせる時間が少なかった。他の誰のせいでもなく、純粋にふたりで下した決断」と語った。上海市チーム、第2戦での巻き返しはなるか。馬龍に2失点を喫することも覚悟しなければならず、ダブルスに出場する王励勤が果たす役割は大きい。

 女子の八一は、木子が陳夢と李暁霞を連破する大活躍。4番の李暁霞戦ではゲームカウント2−0から2−2に追いつかれながら、積極性を失うことなく、最終ゲームは0−1から一気に6点連取で6−1とマッチポイント(最終ゲームは7点制)を握り、7−2で決着をつけた。バック表ソフトながらフットワークを活かしたフォア連打ができ、時折手のつけられない当たりを見せる木子。第2戦でもこの勢いが続くのか?
  • 思わぬ形で注目を集めてしまった王励勤

  • 小柄ながら爆発力のある木子(ムゥ・ズ)