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★★★ 2013中国卓球クラブ超級リーグ 男子決勝第2戦 11.16 ★★★

〈寧波海天塑機 3−1 上海金邁馳〉
 閻安 6、−10、−6、−7 許シン○
○馬龍 5、−6、10、−13、7-5 尚坤
○閻安/林高遠 7、11 王励勤/尚坤
○馬龍 5、6、9 許シン
※寧波海天塑機が2シーズン連続の優勝!

☆☆☆ 2013中国卓球クラブ超級リーグ 女子決勝第2戦 11.15 ☆☆☆

〈八一冀中能源 3−0 山東魯能〉

○木子 5、4、8 陳夢
○郭躍 7、−5、6、7 李暁霞
○郭躍/曹臻 1、9 陳夢/顧玉ティン
※八一冀中能源が初優勝!

 超級リーグの2013年シーズンチャンピオンは、寧波海天塑機と八一冀中能源に決定した!
 寧波はトップ閻安が、今シーズン分の良い許シンに対し、ゲームカウント1−0の第2ゲーム10−9から逆転され、試合にも惜敗。2番馬龍も、第4ゲーム10−8のマッチポイントを決め切れずに逆転され、苦しい戦いとなったが、ここで踏ん張ったのはさすがエース。4番でも許シンを出足からフォアドライブの連打で圧倒した馬龍、プレーオフ7戦7勝という見事な成績で、チームを2連覇に導いた。上海は全中国運動会に続いて2位という悔しい結果に終わった。

 女子決勝は第1戦に続き、八一が山東に快勝。名門・八一、女子チームの超級リーグ優勝はこれが初めて。2番郭躍が第1戦で完敗した李暁霞を破り、チームの優勝を大きく引き寄せた。遼寧省チームで長く超級リーグのタイトルから見放されてきた郭躍、そのキャリアについに超級リーグ優勝メンバーの肩書きが加わった。
 一方、プレーオフ準決勝で復調を印象づけた山東は、決勝ではまったく振るわず。山東魯能クラブの孫建副代表は、「李暁霞は世界選手権や全中国運動会にピークを合わせたため、超級リーグにうまく照準を合わせられなかった。若手も本来の実力を発揮できなかった」(出典:『体壇周報』)と語っている。絶対的エースの李暁霞が決勝で2敗を喫するとは……。さすがの女傑も心身ともに限界に近かったようだ。
  • 勝負強さを増した馬龍、優勝の立役者に

  • 首の故障と戦いながら、悲願のタイトルを手にした郭躍