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中国リポート

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 中国の卓球雑誌『ピンパン世界』2013年12月号に掲載された、中国代表選手たちの「恐怖症」を紹介するユニークなページ。後編は李暁霞、劉詩ウェン、そして張継科の3名。張継科の恐怖症は、もはや立派なトラウマ……?(以下の記事は『ピンパン世界』からの転載)

李暁霞:クチバシのとがった動物
 誰の目から見ても、臆病とか気が小さいという言葉とは無縁に感じる李暁霞。しかし、実は彼女の怖いものは、何の害もないかわいい小動物。「私は鳥が怖いんです。ヒヨコでも怖い。食事の時も、頭がついてたらもう食べられないです」。彼女も鶏肉は毎日のように食べている。ただ、あのとがったクチバシが怖いのだ。
 もし友だちが李暁霞を野鳥園に誘ったら、彼女はキョロキョロしながら「鳥類探知機」と化すだろう。歩みが突然鈍ったら、それは近くにクチバシが現れた証拠。あちこち鳥を探して歩かずに済みますよ!

劉詩ウェン:毛のない動物
 「毛のない動物」というと、みんなまず思い出すのはヘビ、亀、トカゲ、それに魚など。中にはペットとして飼われているものもいるけれど、ヘビやトカゲなどは誰の目から見ても危険な生き物だ。
 かわいい女の子・劉詩ウェンは、毛のモコモコしたかわいい生き物が大好き。それは子犬や子猫のような「毛のある動物」に限ります。ネットでカナダの毛のない猫、メキシコの毛のない犬を探してごらんなさい。それがどれほど劉詩ウェンに恐怖を感じさせるか、ご存じないでしょう?

張継科:海
 雑誌やネットなどで、スポーツ選手が海で泳いでいる写真を時々見かけます。男性は筋骨隆々、女性はスタイル抜群。でも、張継科はほとんど海に行ったことがない。チームメイトが誘おうものなら、きっと「泳げないんだ」と言って断られるでしょう。それは彼が7歳の時から、父親に海に連れていかれ、放り込まれて鍛えられたから。「海を見ると吐き気がするんだ」と彼は言い、もう二度と泳ごうとは思わない。
 それから、「怖い動物、怖い音」という話題になった時、張継科は「ライオンや虎が怖い」とも言った。「だって街でライオンや虎に出くわしたら、誰だって怖いだろう?」。まあ、確かにね……。
  • 劉詩ウェンは、チワワもダメなんでしょうか?

  • 海沿いの青島生まれなのに、海が怖いとは…