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中国リポート

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 2月25日から江蘇省・鎮江市の鎮江体育センターで行われている、JA全農世界卓球東京大会(団体戦)の中国代表選考会「直通東京」。8名が出場した男子は今日27日に準決勝まで終了し、樊振東と許シンが代表決定戦進出を決めた。

★★★ 男子「直通東京」第2代表決定戦 ★★★
〈2.25〜28/江蘇省鎮江市・鎮江体育センター〉


●1回戦
馬龍 3ー0 梁靖崑 樊振東 3ー1 ハオ帥
王皓 3ー2 閻安  許シン 3ー0 程靖チィ
●準決勝
樊振東 8、ー11、9、ー3、7 馬龍
許シン 5、11、7 王皓
●決勝
樊振東 vs. 許シン(2月28日に開催)

 カタールオープンを右肩の故障により途中棄権した馬龍は、樊振東に惜敗。第1ゲームに7ー2と樊振東にスタートダッシュをかけられ、8-9まで挽回するも及ばず。また、勝負所の第3ゲームで、5ー1のリードを守り切れなかったことも響いた。樊振東の台上バックドライブからの猛攻に押し切られる形となった。
 準決勝のもうひと試合は、許シンが王皓に完勝。カタールオープンを制した許シンはまさに絶好調。第2ゲームに10ー11で王皓にゲームポイントを奪われる場面もあったが、攻撃力で王皓を圧倒した。張継科に続き、第2代表の座を手中に収めるのは、許シンか。それとも樊振東か。試合前のドローで、樊振東は第2シードの許シンのブロックを選ばず、第1シードの馬龍のブロックを選択している。それだけ許シンを警戒しているということなのか……?
  • 好調をキープする許シン

  • 樊振東は自分の手で代表切符をつかみたい