JA全農世界卓球の中国代表選考会「直通東京」、男子決勝が今日28日に行われ、許シンが樊振東を3ー1で撃破。張継科に続き、2枚目の男子代表切符を手に入れた。
★★★ 男子「直通東京」第2代表決定戦 ★★★
〈2.25〜28/江蘇省鎮江市・鎮江体育センター〉
●決勝 許シン ー7、3、10、5 樊振東
※許シンが代表権獲得!
今や貴重なペンドライブ型・許シンの状態はかなり良い。パワードライブの強烈な回転量に加え、攻守の切り替えが早くなり、より死角のないプレースタイルに進化してきた。今、まさに選手としてのピークを迎えつつあるのではないか。
一方、昨年の「直通巴黎(直通パリ)」でも、第3ステージで王皓にわずかに及ばなかった樊振東は、またも自力での代表権獲得ならず。カタールオープンでは趙彦来(韓国)によもやの敗戦を喫したが、「大会続きでかなり疲労がたまっている」と話していたそうだ。最近の対戦成績はほぼ互角、技術力も甲乙つけがたい許シンと樊振東だが、経験、そして体力の差が勝敗を大きく分けたのではないか。