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中国リポート

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 3月6日、中国卓球チームは、2月28日に締め切られたJA全農世界卓球東京大会へのエントリーメンバーを発表。男子は馬龍、許シン、張継科、樊振東、王皓、女子は李暁霞、劉詩ウェン、丁寧、朱雨玲、陳夢という顔ぶれだ。男女とも大きなサプライズはない。

 劉国梁総監督兼男子監督は、「直通東京」を通過した張継科と許シン以外の3名の人選について「リオデジャネイロ五輪を視野に入れて選出した」とコメント(出典:『中国新聞網』)。「団体戦は個人戦とは違う。若手選手たちが鍛錬を積み、2016年リオ五輪で不可欠な戦力となることを願っている」(劉国梁)。また、30歳の王皓の代表入りについては、「王皓のビッグゲームでの豊富な経験と安定したプレーは、今の代表チームには不可欠なもの。だから最終的に彼を選んだ」と述べている。

 一方、女子チームの孔令輝監督は、「今回は第一次のエントリーであり、集合訓練での選手の状態を見て最終的なメンバーを決めたい」とコメント。相変わらずエントリーについてはマイペースだが、その理由は「エントリーされた選手たちが気を抜かないようにするため」(孔令輝)。……国家チームは本当にメンバー変更をやりかねないところが怖い。国家男子チームは福建省厦門(アモイ)市、女子チームは四川省成都市でともに35日間の集合訓練を行い、4月19日前後に北京へ戻る予定だ。
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