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中国リポート

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 現在、福建省厦門(アモイ)市の福隆体育公園内にある中国卓球訓練基地で集合訓練を行っている中国男子チーム。
 集合訓練に入る際の記者会見で、中国男子チームの劉国梁監督(総監督兼任)は次のように語っている。「強敵なのはドイツ、日本、韓国の3チーム。その中でも、ホームという地の利がある日本男子は、若くて実力もあり、決して油断できない相手だ。カットマン(塩野)がひとり入ったが、彼に対する研究もまだ十分ではない。様々なケースを想定して準備を進めていきたい」。

 また、アジアカップを欠場した張継科の状態について、劉国梁監督は3月20日にこうコメントしている。「左の肩甲骨の下部に痛みがあるようだ。レントゲンを2回撮ったが、すこし腫れているように見える。特に下回転のボールをドライブする時に痛みが強く出る」。ただし、練習メニューはほぼ通常どおりにこなしているようだ。ヨーロッパ勢が、ボルやメイスをはじめ、世界大会をたびたび欠場するのに対し、中国男子は故障での欠場は極めて少ない。

 下写真左はトレーニングを行う張継科、右は許シンに細かい指導を行う劉国梁監督。集合訓練中の中国男子の写真を、中国の卓球雑誌「ピンパン世界」から提供してもらった。世界卓球の開幕も、いよいよ間近に迫ってきた。