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中国リポート

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 明日、5月17日にまず男子が開幕を迎える『2014中国卓球クラブ超級リーグ』。男女10チームのメンバー紹介をしたいところですが、いまだに不確定な部分もチラホラ。まずは知って得する事前情報、TOP8をお伝えしましょう。TOP10ではなくてTOP8なのは、中国では「8」のほうが縁起が良いからです…。
 まずは5〜8位からご紹介。

Rank 5 天才少女アリエル・シン、金華銀行に加入

・アメリカ女子チームのアリエル・シンが、今シーズンは金華銀行に加入。クラブの斯海代表は「彼女の高い人気と商業価値が、彼女と契約した最大の理由。成績はそれほど重視しない」と言いにくいことをはっきりコメント。在学するプリンストン大学の試験が5月25日にあるため、開幕戦には間に合わないとのこと。中国名の邢延華(シン・イェンホア)でプレーする。

Rank 6 北京市女子チーム、悲しい“都落ち”

・女子で昨シーズン5位の北京控股・燕京啤酒が、昨シーズンいっぱいで北京控股集団とのスポンサー契約が終了。北京市では新たなスポンサーを見つけることができず、山東省西部にある観光地・微山湖を抱える微山県が資金協力を申し出た。今シーズンのチーム名は「微山湖」。東京のクラブが、「浜名湖」や「諏訪湖」というクラブ名で出場するようなものか……。北京市チームの張雷総監督は、首都・北京での卓球人気の低迷を嘆く。

Rank 7 勝利の「美酒」には弱すぎる?

・今シーズン、女子超級リーグに参戦する「秋林格瓦斯」。冠スポンサーは黒龍江省ハルピン市にある飲料メーカーで、「格瓦斯(クワス)」は東欧からロシア一帯で飲まれているライ麦と麦芽を発酵させた微アルコール性飲料のこと。「勝利の美酒」というにはちょっとパンチ不足か。
 昨シーズン、甲Aリーグで優勝した河南大成集団房産が母体で、河南省女子チームの袁雪嬌や趙雪が在籍。監督は黒龍江省チームの総監督から、吉林省チームの総監督に転身した王永剛(吉富永剛)。スポンサーは黒龍江省で、選手は河南省と黒龍江省と江蘇省のミックス、吉林省をホームとして戦うという、混沌を極めたチームだ。

Rank 8 北朝鮮のスーパーエース、超級リーグでプレー

・13年世界選手権ベスト8のリ・ミョンスン(北朝鮮)が、超級リーグに参戦。微山湖チーム(北京市チーム)の一員としてプレーする。まだカット打ちが万全とは言えない丁寧のスパーリングパートナーでもある。鄭怡静(チャイニーズタイペイ)も微山湖チームに所属している。