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中国リポート

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★★★ 2014中国卓球クラブ超級リーグ 男子第2節 5.20 ★★★
※3番ダブルスと5番シングルスは3ゲームズマッチ。1・2・4番の第5ゲームおよび3・5番の第3ゲームはすべて7点先取で行うため、「7−4」「9−7(ジュースの場合)」と表示

〈寧波海天 3−2 四川長虹〉
 閻安 −4、5、−10、−8 許鋭鋒○
 馬龍 −7、7、−4、−9 鄭培鋒○
○閻安/林高遠 7、9 朱霖峰/頼佳新
○馬龍 9、8、−8、7 許鋭鋒
○朱世爀 7、3 朱霖峰
(四川什ファン体育館)

〈山東魏橋創業集団 3ー0 広東陳静〉
○任浩 −9、8、9、9 劉吉康
○江天一 −2、8、9、12 尹航
○馬琳/于子洋 −7、6、7−3 劉亜楠/尹航
(英東体育館)

〈上海均瑶 3−0 覇州海潤〉
○尚坤 −4、5、6、6 范勝鵬
○許シン 2、4、4 ジャイ超
○尚坤/趙子豪 4、−4、7−2 ジャイ超/程靖チィ
(上海青浦体育館)

〈山東魯能 3−2 天津豪安〉
○張継科 8、−4、5、8 馬特
○ハオ帥 8、−10、3、10 李平
 張継科/方博 −6、−5 李平/孔令軒○
 ハオ帥 −8、3、−7、−12 馬特○
○方博 9、−7、7−2 孔令軒
(東局子体育館)

〈八一大商 3ー0 江蘇中超電纜・紫砂〉
○樊振東 6、−10、11、3 崔慶磊
○徐晨皓 5、7、6 張超
○樊振東/周雨 11、9 張超/林晨
(淮安市淮陰体育館)

 超級リーグ男子第2節は、寧波海天や山東魯能という強豪クラブが接戦に持ち込まれ、ヒヤリとさせられる展開となった。
 まず寧波海天は、馬龍と閻安という2枚看板が前半で2失点を喫する誤算。馬龍を破った鄭培鋒は11年世界ジュニア3位の右ペンドライブ型で、テクニシャンというよりは力勝負を挑むタイプ。馬龍にとってはトップ閻安の敗戦と、第2ゲームにラバーが切れ、ラケットの交換を余儀なくされたことが影響したようだ。それでも2−2に持ち込み、ラストで勝負できるのが寧波の強み。朱世爀が左シェークドライブ型の強打者・朱霖峰を下し、事なきを得ている。

 一方、前半で2−0とリードしながら、ラストまで持ち込まれたのが山東魯能。張継科/方博のダブルスで勝負に出たが、李平/孔令軒に完敗。ラストで方博が踏ん張ったが、危ないところだった。考えてみると、張継科という選手はシングルスではビッグタイトルを総ナメにしているが、ダブルスでは世界選手権で一度もタイトルを獲っていない「一匹狼」なのだ。
 山東魏橋は広東陳静を破り、超級リーグ初勝利。江蘇を破った八一大商のメンバーは、第2節に先がけ、スポンサーの大商集団が経営する大連・新瑪特ショッピングモールで「一日店員」を体験。王皓や樊振東が店員の名札を胸につけ、洋服売り場で接客や展示品の整列をしている。徐晨皓クンあたりだと、卓球選手だと気づいて貰えない可能性が大だが……。
  • 閻安に先輩の意地を見せた許鋭鋒。国家チームを引退したばかり

  • あの郭躍華も期待を寄せていた鄭培鋒