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中国リポート

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☆☆☆ 2014中国卓球クラブ超級リーグ 女子第2節 5.21 ☆☆☆
※3番ダブルスと5番シングルスは3ゲームズマッチ。1・2・4番の第5ゲームおよび3・5番の第3ゲームはすべて7点先取で行うため、「7−4」「9−7(ジュースの場合)」と表示

〈八一冀中能源 3−0 広東二沙〉
○木子 6、4、4 童海苗
○劉曦 8、7、8 張遅
○郭躍/曹臻 5、8 張遅/楊采穎
(広東体育館)

〈大連海昌 3−2 秋林格瓦斯・吉中州〉
○文佳 6、4、ー8、10 劉斐
 李佳イ ー6、8、3、ー9、6ー8 王曼昱○
○常晨晨/李佳イ 6、6 袁雪チャオ
 文佳 ー9、11、ー9、12、4ー7 王曼昱○
○常晨晨 5、ー10、7ー2 姚俊羽
(大連体育新城体育館)

〈鄂尓多斯東方路橋 3−0 山東魯能〉
○朱雨玲 9、9、ー4、ー11、7ー3 顧玉ティン
○張薔 13、6、ー7、5 陳夢
○趙岩/朱朝暉 5、9 顧玉ティン/李暁霞
(済南奥体体育センター東荷体育館)

〈大同金地砿業 3−1 金華銀行〉
○武楊 9、8、6 胡麗梅
○劉高陽 5、8、6 周シントン
 武楊/郭奕宸 ー8、ー6 周シントン/劉ジン○
○劉高陽 6、9、ー7、ー7、9ー7 胡麗梅
(金華市体育センター)

〈微山湖 3−0 大土河・華東理工〉
○盛丹丹 13、6、10 劉詩ウェン
○丁寧 8、5、4 車暁曦
○盛丹丹/李佳原 3、10 江越/車暁曦
(山東省微山県体育センター体育館)

 超級リーグ女子第2節は波乱に満ちた結果となった。
 まず、優勝候補の山東魯能が鄂尓多斯(オルドス)にホームで完敗。世界卓球閉幕からまだ2週間あまりで、エース李暁霞がダブルスで戦列に復帰したが、ストレート負け。2番では陳夢が右ペンドライブ型の張薔に敗れている。
 また、大土河・華東理工も絶対的な主力である劉詩ウェンも、小柄ながらパワーのある盛丹丹に敗れた。これまでは超級リーグでも、調子の上がらない世界代表の主力クラスを置き去りにして、序盤からスイスイと勝ち星を重ねてきた劉詩ウェンだが、今回の世界卓球は心身ともに切り替えが必要かもしれない。一方、微山湖は開幕から2連勝。エースの丁寧は「練習環境も衣食住の環境もとてもいい。北京にいるのと変わらずに練習ができている」と語る。

 その他の試合では、毎シーズン渋い活躍を見せる大同金地砿業が、金華銀行に勝利。武楊と胡麗梅のカット対決は武楊がストレート勝ち。昨年の「直通パリ」で対戦した時も武楊が完勝しており、「中国女子最強チョッパー」の称号は譲らない。この第2節では、他にも広東二沙の童海苗、秋林格瓦斯・吉中州の劉斐という2人のチョッパーが出場している。全10チーム中6チームがカット主戦型の選手を抱えており、超級女子を勝ち抜く上ではカット対策が欠かせないのだ。
  • 相変わらずの強さを見せる武楊

  • 小柄ながらパワードライブが強烈な盛丹丹