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中国リポート

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 5月24日、江蘇省南通市のホテルで、2000年シドニー五輪女子複銀メダリストの李菊(リ・ジュ)が結婚式を挙げた。
 新郎の劉生恵氏は河南省出身で、北京市在住の投資家。昨年6月に北京市の財界人を通じて知り合ったとのこと。最近では、李菊は劉氏の手ほどきでゴルフも嗜(たしな)んでいる。年齢は明らかにされていないが、明らかに今年38歳の李菊よりは年上。王楠や張怡寧、リ・ジャウェイと同じく年上の資産家とのゴールイン。……それだけ卓球選手のステータスも高いということか。

 結婚式には元中国女子チーム監督の陸元盛や、同じ江蘇省出身でともに世界で活躍した楊影、さらに丁松、牛剣鋒、王輝といった元中国代表選手たちも出席。「菊迷」と言われた李菊のファンの中からも、8名が招待された。

 驚異的なスイングスピードから繰り出されるカミソリドライブで、一世を風靡(ふうび)した李菊。シドニー五輪の直前から、原因不明の体調不良や皮膚病などに悩まされ、01年に自ら国家チームを引退。しかし、02年のアジア競技大会で中国女子が優勝を逃したことから、再び国家チームに招集され、03年世界選手権では3位入賞。そのプレーはいまだに鮮烈な印象を残している。中国リポート担当も彼女のプレーが大好きでした。「恭喜恭喜(おめでとう)!」。