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中国リポート

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★★★ 2014中国卓球クラブ超級リーグ 男子第4節 5.27 ★★★
※3番ダブルスと5番シングルスは3ゲームズマッチ。1・2・4番の第5ゲームおよび3・5番の第3ゲームはすべて7点先取で行うため、「7−4」「9−7(ジュースの場合)」と表示

〈寧波海天 3ー0 覇州海潤〉
○馬龍 8、7、3 程靖チィ
○閻安 9、8、7 范勝鵬
○閻安/林高遠 ー8、6、7ー1 ジャイ超/程靖チィ
(覇州市卓球館)

〈天津豪安 3ー2 広東陳静〉
○馬特 ー11、6、ー4、7、8ー6 ワン・ヤン
 荘智淵 ー6、8、ー7、ー9 劉吉康○
○孔令軒/李平 5、2 ワン・ヤン/劉偉恒
 馬特 ー14、ー2、ー8 劉吉康○
○李平 6、9 劉偉恒
(天津財経大学体育館)

〈江蘇中超電纜・紫砂 3ー0 四川長虹〉
○崔慶磊 3、8、5 許鋭鋒
○張超 8、6、ー6、4 頼佳新
○張超/林晨 8、5 許鋭鋒/朱霖峰
(淮安市淮陰体育館)

〈八一大商 3ー0 山東魏橋創業集団〉
○王皓 ー9、7、9、8 任浩
○樊振東 10、8、ー4、7 張ユ東
○樊振東/周雨 4、10 馬琳/于子洋
(大連理工大学体育館)

〈山東魯能 3ー0 上海均瑶〉
○方博 ー5、2、8、9 許シン
○張継科 8、14、6 趙子豪
○方博/ハオ帥 7、6 尚坤/趙子豪
(済南奥体センター東荷体育館)

★男子総合順位(第4節終了時点)
1   山東魯能      4勝0敗
2   寧波海天      4勝0敗
3   江蘇中超電纜・紫砂 3勝1敗
4   八一大商      3勝1敗
5   上海均瑶      2勝2敗
6   山東魏橋創業集団  2勝2敗
7   天津豪安      1勝3敗
8   覇州海潤      1勝3敗
9   四川長虹      0勝4敗
10  広東陳静      0勝4敗

 超級リーグ男子は第4節が終了。まだ5月17日の開幕から2週間経っていないが、週に2回のペースでポンポン試合が進んでいく。6月4〜8日に四川省成都市でITTFワールドツアー・中国オープンが行われるため、男子の場合、次の第5節は6月10日の開催になるが、そこから8月2日の第18節まではノンストップで試合を消化。相当タフなスケジュールになっている。

 第4節を終え、全勝は山東と寧波の2チーム。張継科と馬龍というスーパーエースが、このスタートダッシュを支えているのは言うまでもない。例年はスロースターターの張継科も、開幕から順調に勝ち星を重ねている。ちなみに張継科、最近『南方人物周刊』という雑誌のインタビューに登場。さほどやる気を感じさせないやり取りの中で、こんなコメントをしている。「子どものことは遙かに先の話だけど、まず第一に、卓球というスポーツをやらせようとは思わない。ぼくはこのスポーツの難しさを、身を持って知っているからね」。父親から受けたスパルタ教育ゆえか?

 父と子、ということでは八一大商の王皓の子煩悩ぶりも話題になっている。5月17日の開幕戦では、まだ生後6カ月の息子、王睿庭(ワン・ルイティン)くんを会場に連れて来ている。「前は試合はすべて自分のためだったけど、今は家庭もあるし、息子もいる。責任感やコートに立つ心境というのは、やっぱり違うよね」(出典『捜狐体育』)。第4節の山東魏橋戦ではトップに出場し、「自分の期待しているレベルのプレーではなかった」と言いながらも、きっちり先制点を挙げている。
  • 王皓、若手主体のチームをけん引

  • ワン・ヤン(スロバキア)とのカット対決を制した馬特(天津豪安)