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中国リポート

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★★★ 2014中国卓球クラブ超級リーグ 男子第6節 6.14 ★★★
※3番ダブルスと5番シングルスは3ゲームズマッチ。1・2・4番の第5ゲームおよび3・5番の第3ゲームはすべて7点先取で行うため、「7−4」「9−7(ジュースの場合)」と表示

〈寧波海天 3−2 上海均瑶〉
 閻安 −12、9、−5、−8 尚坤○
○馬龍 7、6、9 趙子豪
○閻安/林高遠 3、9 趙子豪/陳志陽
 馬龍 −10、9、6、−13、7−9 尚坤○
○朱世爀 5、2 陳志陽
(温州市体育センター体育館)

〈山東魯能 3−1 山東魏橋創業集団〉
○張継科 6、−7、5、4 任浩
 ボル −6、−6、5、−10 馬琳○
○張継科/ハオ帥 10、10 馬琳/江天一
○ボル 5、8、−9、−5、7−2 任浩
(山東大学体育館)

〈八一大商 3−1 四川長虹〉
○樊振東 9、−6、−9、10、7−2 朱霖峰
○徐晨皓 8、−8、−10、11、7−2 許鋭鋒
 王皓/周雨 −9、9、5−7 朱霖峰/陳曦○
○樊振東 5、9、9 許鋭鋒
(大連理工大学体育館)

〈江蘇中超電纜・紫砂 3−1 広東陳静〉
○オフチャロフ 4、6、9 劉亜楠
 崔慶磊 −9、−10、−9 尹航○
○張超/崔慶磊 11、8 劉吉康/劉亜楠
○オフチャロフ 5、8、9 尹航
(常州市武進体育館)

〈天津豪安 3−0 覇州海潤〉
○荘智淵 7、7、−11、3 程靖チィ
○馬特 −8、6、−7、7、7−5 梁靖崑
○李平/孔令軒 3、−9、7−5 ジャイ超/程靖チィ
(東局子体育館)

 超級リーグ男子第6節は大きな波乱はなし。上位チームが順当に勝ち星を伸ばした。寧波と並んで首位の山東魯能は、山東魏橋創業集団との「山東ダービー」でドイツのティモ・ボルが今季初出場。前節の四川戦ではフライトが遅れ、試合開始直前に到着したために欠場していたボル。2番で馬琳との往年の「黄金カード」を接戦で落としたが、4番では売り出し中の若手・任浩を破ってチームに勝利をもたらした。

 ボルがチームに合流したのは、ボルシア・デュッセルドルフに歓喜の優勝をもたらした、ブンデスリーガ・プレーオフ決勝(6月8日)からわずか2日後。多くのヨーロッパ選手がオフをゆっくり過ごす中、世界最強の超級リーグでチームに帯同し、長時間の移動とタフなゲームをこなすボルとオフチャロフ。ふたりが欧州のトップに君臨する理由がよくわかる。この第6節では江蘇のオフチャロフもシングルス2勝を挙げ、好調をキープしている。

 その他の試合では、エース許シンが韓国オープン出場のために欠場した上海が、寧波と接戦を展開。サウスポー・尚坤が閻安と馬龍を連破する活躍を見せたが、孤軍奮闘の感あり。ベテランの王皓をダブルスに配するオーダーが続く八一大商は、四川長虹を破って通算成績を5勝1敗としている。
  • ボル、休む間もなく超級へ参戦(写真は14年世界卓球)

  • 当たると強いパワフル左腕・尚坤(写真は13年全中国運動会)